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2024.1.7 『0の山』(743m)  またまたヘロヘロ~

 

 今月6日の「新年会」から明けた朝、

朝食後に「LARCH」のコテージをチェックアウト。

ホテルからすぐそばの、

「湖畔林道」に入ったところを駐車地とした。

新年恒例の「0の山」登山だ。

私とHiromiは毎年登っているが、

Meguが初めてとのことで、

楽しみにしていた。

 スノーシューでスタートしたが、

今年も雪は少なめだ。

ただ複数人で歩いたスノーシューのトレースが、

きっちり残っていたので、

はじめは楽に歩けた。

そしていくらも進まないうちに、

トレースが二手に分かれたので、

いつもとは違う方へと伸びるトレースにのった。

これが間違いだった。

このトレースは長く続かず、

我々が向かいたい方とは、

違う方へと伸びだしたところでこれを離脱。

尾根に取り付いた。

結局遠回りをして稜線上をしばらく歩いて、

目指す「0の山」に立つことになったのだが、

この日も前日同様、

スノーシューを深く取られることになった。

それを避けるべく、

私が所有するスノーシューの中で、

最も大きなサイズのものを装着したのだが、

二人が踏んだ跡に私のスノーシューを重ねても、

更に一段、二段と沈んでしまう。

これが本当に消耗する。

従ってこの日も二人に追いつくことができず、

ラッセルを交代してやれない。

それに対し二人はぺちゃくちゃと、

楽しそうに会話しながら歩を進める。

またこの日は前日に比べ、

スノーシューが沈む深さが増し、

稜線までの傾斜もきつかったので、

余計に消耗が激しかった。

 稜線に上がる手前で、

「0の山」のいい姿を見られた。

そして辺りはトドマツの枝に、

こんもりと雪がのり、

まるでクリスマスを連想させる雰囲気だ。

辛くてそれを楽しむ余裕もないけどね~

 ようやく稜線上に達するころ、

そこで待っていた二人が、

休憩を終えて行ってしまった。

なんだ、俺だって水くらい飲みてえよ~

もうマイペースで行くしかないので、

少々休憩を入れた。

そして後を追うと、

Meguは時折ズボリながら歩いているが、

Hiromiは全くスノーシューが沈まず、

雪上をスイスイ歩いている。

やだねえ、この差・・・

 目指すピークの手前で、

小規模送電線の下をくぐった。

ここからはすぐピークに至る。

そして「0の山」。

この山に三角点はなく、

山名も地理院地図にはない。

ただ「743m標高点」が記されているだけだ。

それをいったい誰が「0の山」としたのだ?

地理院地図には、

ここから東に向かう稜線上に、

「一ノ山」、「二ノ山」、「三ノ山」と続くので、

その手前のこのピークを、

お遊びで「0の山」としたのだろう。

そんな「0の山」にはもう10年間、

毎年登り続けてきた。

「金山湖」の北側で、

なかなか存在感のある山だ。

 下山はルートを変えて、

まず送電線の下の急斜面を下った。

ズボズボの登りに対し下りは天国のようなもので、

楽々下って行く。

そして林道に下り立った。

そこでMeguが一言、

「Amigoさん、下りは速いですね!」、

「おいっ、逃げ足だけは速いね的に言うなや!」。

 

 この後林道を歩き、

途中でショートカットして伐採地を横切り、

楽々下って駐車地へ。

きつい山行が終わった。

しかし二人は楽しい思い出が残ったようで何より!

その場でMeguとは別れた。

私とHiromiは占冠から、

高速自動車道を利用して帰途に着いた。

 

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