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2024.1.4 『炭鉱山』(タンコウヤマ・169m)  ピンと張り詰めた空気の中で

 年末年始休暇最終日の4日は、

近場で活動することとし、

この朝Hiromiを迎えに行き、

安平町追分に向かった。

そして追分旭地区から、

「安平川」に沿って伸びる、

「本安平越林道」に入って行く。

この辺りは年を越したと言うのに、

まだ車で入って行けた。

やはり雪が少ないのだ。

 旭地区で道東自動車道の下をくぐるが、

そこから3.5kmほど林道を走行すると、

右手に「春日林道」が出合う。

その入口を駐車地とした。

 「炭鉱山」には年末に単独で登ったが、

Hiromiは未踏だったので、

とりあえずHiromiを登らせることにした。

年を越しても尚、

ツボ足で歩けるところがいい。

 この朝は空が晴れ渡り、

放射冷却で-15℃の中でのスタートとなった。

手が冷えて痛むが、

体が温まるまで辛抱強く歩く。

歩き出して間もなく林道ゲートだ。

このチェーンゲートまでは、

大型クロカン四駆のものと思われる、

タイヤ痕が残っていたが、

ゲート前で引き返していた。

それを目にすると安心して歩ける。

前回はこのすぐ近くで銃声を耳にしている。

 ゲートを越えて進んで行くと、

突然伐採地の中に飛び出す。

広い風景を眺めながら歩くのは、

実に気持ちがいい。

空もとにかく澄み切っている。

そんな中で倒木がやけに目立つ。

これは地震によるものなのか?

または強風で倒れたか?

いずれにしても、

何故伐採作業の折りに片付けなかったのだろう?

これらの倒木だって、

木材にはなっただろうに。

 歩き出して1kmほどで、

林道を離れて藪に入った。

この藪を越えて「炭鉱山」の基部に取り付く。

藪中には小沢が流れており、

そこにエゾシカの防護柵と扉がある。

その扉が小沢の真上にあり、

それを越えるところで、

Hiromiが水の中に足を落としてしまった。

やべぇーっ!

靴中に少々水が入ってとまった。

しかしそのまま続行すると言うことで、

藪中を進んだ。

「炭鉱山」の基部まで進むと、

カラマツ林の中の笹原となる。

 薄い笹原の斜面を登り、

四等三角点「炭鉱山」

積雪がわずかだったので、

標石は簡単に見つかった。

 この山行での目的は三角点に立つことと、

もう一つ。

復路の林道途中から、

伐採地の尾根に上がる。

そして「炭鉱山」の姿を確認し、

伐採地の広い風景を楽しむ。

快晴の下でこの中を歩くのは、

とにかく楽しい。

気温は低いままだったが、

最後まで気持ちよく歩き駐車地へ。

せっかくの晴天だから、

もう一座へ向かいましょう!

 

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