鳥取県米子市で2人が殺害された事件で、強盗殺人罪などに問われた影山博司被告(55)の裁判員裁判の第3回公判が25日、鳥取地裁(小倉哲浩裁判長)で開かれた。被告人質問では、裁判員から「誰かに相談できなかったのか」「憎悪があっても2人を殺すことはなかったのでは」などと質問が相次いだ。
裁判員らの質問は事件前後の心境に集中。補充裁判員2人は裁判長を通じ「(自らの苦境を)妻や会社の人に話せばよかったのでは」「自首は考えなかったのか」と疑問を投げかけた。
一方、男性裁判員は動機について「事件後、約3カ月も(事務所の)金銭処理をしていたのは相当の計画があったからではないか」と質問。「被害者への不信感」という主張を確認するため「被害者は(被告ら)従業員が会社に金を貸していたのを知っていたか」と尋ねると、被告は「貸し付けを掲載していない決算書を見せていた」と答えた。
一方、鳥取地裁は同日、補充裁判員1人が解任されたと公表した。理由などは明らかにしていない。
【関連記事】
・ 会計士「10年前から破綻経営」元同僚「うっぷん爆発」 社長ら2人強盗殺人
・ 【News解説】「金銭目的」「精神的限界」重い判断
・ 鳥取・裁判員裁判、強盗殺人初公判 弁護側冒頭陳述要旨
・ 分かりやすい立証目指す 鳥取、2人強殺の弁護人
・ 社長の口座から千数百万円引き出す 鳥取2人遺棄
・ 漬け置きでは不十分=ソフトコンタクトはこすり洗いを-厚労省(時事通信)
・ <窃盗容疑>墓に入れたダイヤ指輪盗む 無職の男逮捕 福岡(毎日新聞)
・ 年金の与野党協議に前向き=国会説明「小沢氏に任す」-鳩山首相(時事通信)
・ <入試出題ミス>理科で、全員に得点 国立高専(毎日新聞)
・ 小沢氏責任への言及なし=長崎知事選敗北で閣僚発言(時事通信)
裁判員らの質問は事件前後の心境に集中。補充裁判員2人は裁判長を通じ「(自らの苦境を)妻や会社の人に話せばよかったのでは」「自首は考えなかったのか」と疑問を投げかけた。
一方、男性裁判員は動機について「事件後、約3カ月も(事務所の)金銭処理をしていたのは相当の計画があったからではないか」と質問。「被害者への不信感」という主張を確認するため「被害者は(被告ら)従業員が会社に金を貸していたのを知っていたか」と尋ねると、被告は「貸し付けを掲載していない決算書を見せていた」と答えた。
一方、鳥取地裁は同日、補充裁判員1人が解任されたと公表した。理由などは明らかにしていない。
【関連記事】
・ 会計士「10年前から破綻経営」元同僚「うっぷん爆発」 社長ら2人強盗殺人
・ 【News解説】「金銭目的」「精神的限界」重い判断
・ 鳥取・裁判員裁判、強盗殺人初公判 弁護側冒頭陳述要旨
・ 分かりやすい立証目指す 鳥取、2人強殺の弁護人
・ 社長の口座から千数百万円引き出す 鳥取2人遺棄
・ 漬け置きでは不十分=ソフトコンタクトはこすり洗いを-厚労省(時事通信)
・ <窃盗容疑>墓に入れたダイヤ指輪盗む 無職の男逮捕 福岡(毎日新聞)
・ 年金の与野党協議に前向き=国会説明「小沢氏に任す」-鳩山首相(時事通信)
・ <入試出題ミス>理科で、全員に得点 国立高専(毎日新聞)
・ 小沢氏責任への言及なし=長崎知事選敗北で閣僚発言(時事通信)