二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


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食か。

2017年06月06日 03時19分59秒 | ニ言瓦版
徳島新聞のコラムは、面白い。

そうか、不味い、美味いは。料理人の腕ではなく、
育ち、食い方。


「京風の上品な膳に、「水くさくて食えぬわ。料理人を殺してしまえ」と息巻いた、というのは織田信長のよく知られたエピソードの一つだ。江戸時代の随筆「常山紀談」に出てくる
 
 料理人の姓は坪内、名までは伝わっていない。鶴鯉の包丁をはじめ、伝統的な七五三の膳の儀式にも明るく、宮中でも通用する第一級の腕前だったようである。「いま一度機会を。それでだめなら腹を切る」と願い出て許しを得た
 
 翌日の朝食の席。今度は殊の外うまかったようで、さすがの信長も大いに喜んだ。実はこの人、信長に滅ぼされた三好家の料理人だった。この後、聞く人も驚く皮肉を口にする
 
 「三好家は、長輝に始まり5代にわたって日本の政治を仕切ったのだから好みも一流。きのうはそれを出したので、まずいと言われたのも無理はない。けさは三流の、田舎風の味付けにしたから口に合ったのでしょう」
 
 信長をやゆする小話だが、徳島人としては別のことを思う。阿波から出た三好氏が、いいところまで行きながら、天下を取れなかったのは無理もない。味覚まで京風に染まっては、戦国を制して、次の世を切り開けるはずがなかった
 
 もう一つ思う。三代続けば末代続く。そんな政治家が随分と目立つ今どきの政界である。この辺で次の世を開く、田舎風の野太い人が出てこないものか。」



人は、育ちがいいから、美味いのを食う。
育ち悪いと、不味いもの、美味いものか、解る。
食えるか、食えないか。


人は、育ちか、食は、何を小さい時、食べた。

チキンラーメン、カレーパン、カレーライス。
キャラメル。ホテトチップス。

駄菓子屋で、食べて、杏。
人は、経験でしか、解らないのかもしれない。

万人に、美味いという食が、本当かもしれない。
即席麺の進化は、もともと、美味い即席麺から。
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