二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


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冷たい水

2014年07月08日 05時50分31秒 | 名言、珍言。
名言、珍言。

「仕事の9割は嫌な話を聞くことなんだよ。
 冷たい水も苦にせず入れる自分になれば、
 嫌な話もニコニコと快く聞いてあげられるようになるのだ」


金子正則




致知のメールマガジンは、面白い、
時たま、考えることもある。

冷たい水の入水か。
体に悪いか、いいが、気分を変えるの考え方。




「『致知』2014年8月号
        連載「私の座右銘」より

94歳の私の朝は4時半に始まります。


2キロ半のウオーキングでひと汗かくと、
プールで24メートル泳いで会社に出ます。


プールの水は、冬になると肌を刺すように冷たくなり、
雪が降るのを眺めながら泳ぐ日もあります。


正月には海で泳ぐのが恒例ですが、
風邪をひいたことは一度もありません。


泳ぎ終えた後の爽快感はこの上もなく、
また冷たさに克つことで大きな自信と喜びを得られるため、
この40年1日も欠かさず続けてまいりました。


私は戦後の焼け跡から父と弟と3人で
多田野鉄工所(現・タダノ)を立ち上げました。


40歳の時、会社が大証二部上場を果たしたのを機に
父から経営を託されましたが、
自分には特に秀でた能力もありません。


何とか社長に相応しい人間に
自分を仕立てなければと試行錯誤を重ねていた折、
冷水の効用を教えてくださったのが、
地元香川の金子正則県知事でした。


当時、私は東京で仕事があると、
夜行で上京して廉価な県の施設に宿泊し、
早朝の入浴で気持ちを切り替えてから出かけていました。


金子知事とは浴場でしばしば一緒になり、
冷たい水を張った一人用の浴槽に浸かっておられる姿を
よく見かけていました。


不思議に思い、
ある時理由を尋ねてみると、


「多田野君、知事というのは
 仕事の9割は嫌な話を聞くことなんだよ。
 冷たい水も苦にせず入れる自分になれば、
 嫌な話もニコニコと快く聞いてあげられるようになるのだ」


とおっしゃったのです。」



偉くなれば、なるほど、管理職は、苦悩の日々かもしれない。
苦情の中に、身を置いて、何をする、何もしないでいると、
自滅していく。
経営者も、県知事も、議員も、個人も、
大切なのは、冷たい水、知らないと、解らないで、
騙される、苦悩の打開できないことかもしれない。


あの県議会議員は、本当に、酷いものだと、
このメールマガジンみると、冷たい水を知らないのかもしれない。

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