日刊ゲンダイか。面白い記事。
いい人間なのかもしれない、
ばあさん、爺さんが、いいと、孫いいのか。
「【あの人は今こうしている】 前田けゑさん(42歳) ささやかな遺産を巡って相続人がモメる、相続トラブルが年々増加しているという。そんななか、血縁のない80代の女性資産家の養子になり、15億円もの資産を相続したと2015年に明かし、話題になった芸人がいた。カスタネット芸人の前田けゑさんだ。前田さん、今、どうしているのか。
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前田さんに会ったのは、新宿三丁目から徒歩10分のタワマン1階の会議室。 「このマンションが自宅兼会社です。新宿で飲食店を2店舗経営しているので、この場所は便利なんです。ここを東京の拠点にして、もう10年になりますね」 上質のスーツを品よく着こなした前田さん、まずはこう言った。 「2012年に養母が亡くなって相続した資産は土地や建物、山など、養母の暮らしていた名古屋の不動産がほとんどで、僕は相続の1年後にそれらの管理などをする会社を名古屋で立ち上げ、不動産を守りながら、新たにマンションを4棟建てるなど事業を拡大してきました。所有不動産の資産価値が上がったこともあり相続した15億円の資産は、いったん相続税の支払いで半分に減ったものの、約10年かけて15億から20億円にまで増やしてきました」 スマートなヤリ手実業家、といった話しぶりだ。いきなり大金を手にしたら、散財したりだまされたりして、スッカラカンになっても不思議はないのに、前田さん、堅実だったんだなぁ! 「いや、相続直後は、養母がそれほどの資産家とは思っていなかったので頭が真っ白になり、1年後の相続税の支払いを終える頃から、僕の血縁の親族や友人・知人から『お金ちょうだい』『貸して』と頼まれホイホイあげたり、散財したりもしましたよ。でも、だんだん、お金の無心の度が過ぎてきて周囲に不信感や猜疑心が生まれ、30代半ばには人間関係が破綻しました。それで、自分から専門家を訪ねてカウンセリング兼コーチングを受け、ようやく元の自分らしさを取り戻してきたところなんです(笑)」 突然、大金を手にしたために、やはり翻弄され大変な思いもしたのだ。 「それでも資産を守れたのは、養母との約束を守らなくちゃ、という気持ちが強かったから。養母は僕の母方の祖母の友人で、
おばあちゃん子だった僕は、その祖母の頼みで26歳のときに養子に入ったのですが、
養母の願いは資産とお墓を守ること。
養母が亡くなったからといって、その約束をほごにして好き勝手するのは、人として間違っているじゃないですか。
養母が91歳で亡くなるまでの4年半、東京と名古屋を往復しながら養母の介護をしたり、養母が笑ったり泣いたりしながらいろんな話をするのを聞くうち、僕は戸籍だけでなく、心も養母の家の人間になったのだと思います」 なるほど。 「養母の家を守るのが仕事だ、と就職するような感覚もあったと思います。今は資産管理のほか、大好きな映画作りを勉強させていただき、去年公開になった『さよならモノトーン』『赦し』など映画のプロデュースをこれまで5、6本手がけ、カンヌ国際映画祭にも行きました。そのほか、ネイルサロンや映像制作の事業への投資も。持ち逃げされたこともありますけどね」 プライベートはどうなのか。女性が大勢言い寄ってきそうだ。 「結婚願望はあるのですが、なかなか難しくて(笑)。カノジョはいたり、いなかったり。僕の持つ資産に興味がない、という女性がいても嘘だ、と思うので、僕の資産や事業を理解し、一緒に守ろう、と考えてくれる女性がいいですね」 ルックスでは、女優・新垣結衣や元卓球選手の石川佳純がタイプだそうだ。
さて、大阪・岸和田市で、4兄弟の三男として生まれた前田さんは、「テレビに出て有名になりたい!」と同市立産業高校商業科在学中からエキストラのバイトを始め、高校卒業後はバンド活動に注力。20歳で上京し、音楽で売れるべく模索していたが、08年、NHKのバラエティー番組「テレ遊びパフォー!」に投稿したカスタネット芸で最優秀賞受賞。芸人に転向し、養母の死去で15億円を相続すると、15年にその事実を公表し注目を集めた。 「『テレビに出て有名になりたい』という夢はかないましたが、“金持ち芸人”として売れたかったわけではないので、満足していません。芸能活動をして表に出たい気持ちは今も強くあり、タレントイメージを軌道修正しながら、テレビに出たいのですが……相続がらみの依頼ばかりですね」 カネがあれば万々歳、とはいかないようだ。 「やりたいことと、求められることは違う、と気づきました。僕には開運法を求められることが多いので、5年前に事務所から独立したのを機にTikTokを始め、今は“強運男”のインフルエンサーとして投稿しています。出会いや人付き合いで自分を育てること、親孝行、先祖への感謝が大事、と伝えたい。フォロワーは7万6000人ほどいて感謝しています」 1歳のトイプードルのぷりんチャンと暮らす。」
面白い、経営は、大変だろうな。
育ち、がいいのか。生まれではなく、ばあさんの育成がよかったのか。
最近の事件は、酷いが、この話は。いい。
死んだばあさんの人材か、育成がいいのだろう。
女は、ばあさんになると、育成することだ。