岩手日報のコラム、面白い。
「松本清張の推理小説「地方紙を買う女」は、ある県の地方新聞社に郵送での購読を申し込んだ東京在住の女性を巡るストーリー。現金書留に手紙を同封し「連載中の小説が面白そうですから」と書いたが、本当の動機は別にあった
▼推理物ということで想像がつくかもしれないが、女性はある記事を探していた。連載小説はカムフラージュ。だが、これが思わぬ事態を招く。そして発行日が意味を持ってくる。新聞の多様な面が肝と言えよう
▼主人公のような特殊な目的は物語だとして、現実社会では日々のさまざまな情報が求められていると思う。達人もいる。作家の佐藤優氏が「最も新聞を読むのがうまいジャーナリスト」と評するのは池上彰氏だ
▼両氏の対談を収めた「僕らが毎日やっている最強の読み方」(東洋経済新報社)にノウハウが披露されている。池上氏は「世の中を『知る』基本ツールとして」新聞を重視し、毎日、10紙ほどに目を通すという
▼朝は見出しでどんな記事があるかチェックし、夜寝る前に読み直す。必要ならページごと破り、袋に収納。これで計1時間20分程度というから驚く速さだ。破った紙面は持ち歩いて、移動時間などに読むという
▼池上さんは「無理せず、できる範囲で」習慣化を促す。今日は「新聞をヨム日」。紙面に親しみを増す一日になってほしい。」
推理小説は、面白い。
変な小説より、残る。
でも、事件があるから、物語がある。
よくよく、調べて、書いている作家が、残る作家なのかしれない。
すぺては、事件、物事があるから、物語ができるのかもしれない。
地方紙を買う女は、知らない。
今度読んでみよう。
「松本清張の推理小説「地方紙を買う女」は、ある県の地方新聞社に郵送での購読を申し込んだ東京在住の女性を巡るストーリー。現金書留に手紙を同封し「連載中の小説が面白そうですから」と書いたが、本当の動機は別にあった
▼推理物ということで想像がつくかもしれないが、女性はある記事を探していた。連載小説はカムフラージュ。だが、これが思わぬ事態を招く。そして発行日が意味を持ってくる。新聞の多様な面が肝と言えよう
▼主人公のような特殊な目的は物語だとして、現実社会では日々のさまざまな情報が求められていると思う。達人もいる。作家の佐藤優氏が「最も新聞を読むのがうまいジャーナリスト」と評するのは池上彰氏だ
▼両氏の対談を収めた「僕らが毎日やっている最強の読み方」(東洋経済新報社)にノウハウが披露されている。池上氏は「世の中を『知る』基本ツールとして」新聞を重視し、毎日、10紙ほどに目を通すという
▼朝は見出しでどんな記事があるかチェックし、夜寝る前に読み直す。必要ならページごと破り、袋に収納。これで計1時間20分程度というから驚く速さだ。破った紙面は持ち歩いて、移動時間などに読むという
▼池上さんは「無理せず、できる範囲で」習慣化を促す。今日は「新聞をヨム日」。紙面に親しみを増す一日になってほしい。」
推理小説は、面白い。
変な小説より、残る。
でも、事件があるから、物語がある。
よくよく、調べて、書いている作家が、残る作家なのかしれない。
すぺては、事件、物事があるから、物語ができるのかもしれない。
地方紙を買う女は、知らない。
今度読んでみよう。