秋田の秋田魁新報はのコラムはいい。
「北斗星(7月19日付)
9年半かけてやって来た米国の無人探査機ニューホライズンズを、冥王星は白い巨大なハート形の地形で出迎えた。天界の妙と言うべきか。48億キロのかなたから届いた画像は、遠来の客を歓迎しているようでもある
▼太陽系の9惑星を「水金地火木土天海冥」と長年そらんじてきただけに、国際天文学連合が2006年8月に出した見解は衝撃的だった。「軌道周辺に他の天体が存在するため、惑星の定義に合致しない」として、冥王星を惑星から準惑星に格下げしたのだ
▼冥王星発見は天文学史上「20世紀最大の出来事」だったことから世界を驚かせた。当時の小紙も「太陽系、歴史的な変更」と1面トップで報じ、読者文芸欄には「末の子が突然遙(はる)かへもらはれて行きたるやうなり冥王星は」の短歌が載った
▼米国でも当時、冥王星を意味する「プルート」が「降格させる」という動詞としても使われたそうだ。1930年に冥王星を発見した米国の天文学者クライド・トンボーも、天上で悲嘆に暮れていたのではないか
▼しかし、今回の探査機最接近によって冥王星は再び脚光を浴びている。準惑星になろうとも、その価値はいささかも色あせない。地球に送信されるデータは、惑星の成長過程などを知る重要な手掛かりになるというから期待は膨らむ
▼探査機にはトンボーの遺灰も積み込まれている。冥王星は肉眼では見えないけれど、時空を超えた壮大な出会いのロマンに思いを巡らせながら夜空を仰ぐ。」
9年前。
何をしていたか。無人探査機ニューホライズンズは、仕事していた。
それに比べ、五輪の競技場、東芝の不正、
倒産寸前の企業の復活するのは、ある。
大震災、尖閣の事件、刻々と、仕事しているのは、
侵略する国、不正の企業、それが、ばれる。
東京五輪も、競技施設。
仕事していると正しいことしていると。
「無人探査機ニューホライズンズ」てはないが、9年で、仕事の成果、出す。
9年で、破滅する仕事か、残る仕事か。
「北斗星(7月19日付)
9年半かけてやって来た米国の無人探査機ニューホライズンズを、冥王星は白い巨大なハート形の地形で出迎えた。天界の妙と言うべきか。48億キロのかなたから届いた画像は、遠来の客を歓迎しているようでもある
▼太陽系の9惑星を「水金地火木土天海冥」と長年そらんじてきただけに、国際天文学連合が2006年8月に出した見解は衝撃的だった。「軌道周辺に他の天体が存在するため、惑星の定義に合致しない」として、冥王星を惑星から準惑星に格下げしたのだ
▼冥王星発見は天文学史上「20世紀最大の出来事」だったことから世界を驚かせた。当時の小紙も「太陽系、歴史的な変更」と1面トップで報じ、読者文芸欄には「末の子が突然遙(はる)かへもらはれて行きたるやうなり冥王星は」の短歌が載った
▼米国でも当時、冥王星を意味する「プルート」が「降格させる」という動詞としても使われたそうだ。1930年に冥王星を発見した米国の天文学者クライド・トンボーも、天上で悲嘆に暮れていたのではないか
▼しかし、今回の探査機最接近によって冥王星は再び脚光を浴びている。準惑星になろうとも、その価値はいささかも色あせない。地球に送信されるデータは、惑星の成長過程などを知る重要な手掛かりになるというから期待は膨らむ
▼探査機にはトンボーの遺灰も積み込まれている。冥王星は肉眼では見えないけれど、時空を超えた壮大な出会いのロマンに思いを巡らせながら夜空を仰ぐ。」
9年前。
何をしていたか。無人探査機ニューホライズンズは、仕事していた。
それに比べ、五輪の競技場、東芝の不正、
倒産寸前の企業の復活するのは、ある。
大震災、尖閣の事件、刻々と、仕事しているのは、
侵略する国、不正の企業、それが、ばれる。
東京五輪も、競技施設。
仕事していると正しいことしていると。
「無人探査機ニューホライズンズ」てはないが、9年で、仕事の成果、出す。
9年で、破滅する仕事か、残る仕事か。