二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


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批判があるのか。

2014年08月19日 04時27分44秒 | ニ言瓦版
西日本新聞、面白いが、
批判がある。
問題だろうな。




「NHK連続テレビ小説「花子とアン」で、ヒロインの親友が嫁いだ事業家のモデルとなった「筑豊の炭鉱王」伊藤伝右衛門(1861~1947)。元妻の歌人柳原白蓮(1885~1967)が自由な大正女性の象徴として愛されてきたのに対し、絶縁状を突きつけられた伝右衛門は長らく“かたき役”だった。ドラマでは人間味あふれる人物として描かれたが、イメージ回復となったのだろうか。

 「金の力で楚々(そそ)たる伯爵令嬢を買い取った狒々(ひひ)おやじ、目に一丁字無き田夫野人(でんぷやじん)(一つも字を知らない田舎者)、芸者遊びにうつつをぬかし、何人もの妾(めかけ)を蓄える」

 福岡県飯塚市の郷土史家深町純亮さん(89)は、過去の映画やドラマで描かれた伝右衛門像を著書「伊藤伝右エ門物語」で紹介している。「フィクションとはいえ、虚も数を重ねると実になる。伝右衛門の本当の姿を伝える必要がある」と嘆く。

 「花子とアン」でも、伝右衛門がモデルとなった嘉納伝助は登場後しばらく、ステーキを手づかみで食べるなど、野卑なふるまいが度々演出された。伝右衛門の孫興十郎さん(74)は「実際の祖父は優しい紳士。また同じことが繰り返されるのかと思うと、受け入れられなかった」と明かす。飯塚市にも市民から多くの苦情が寄せられたという。

 反応が変わり始めたのは7月以降。ドラマで白蓮がモデルの葉山蓮子が、絶縁状を突きつけて駆け落ちするころからだ。怒りを爆発させた伝助だったが、蓮子の妊娠を知ると、潔く離婚に応じ、その後も陰ながら蓮子を見守った。“いいひと”の側面が強く印象付けられ、2人が偶然再会し、別れる場面は、伝助がそっとおでこにキスする演技が話題になった。

 伝助が最後に登場した週(4~9日)の平均視聴率は23・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。興十郎さんも「物語が進んだことで、一視聴者として楽しめるようになった」と語る。

 脚本を担当した中園ミホさんも実は伝右衛門ファンといい、市関係者は「良くも悪くも視聴者の関心を刺激して、ドラマの世界に引き込んだ。クライマックスは別れに美しさも添える展開で、中園さんの愛が伝わってきた」とうなる。

 人気俳優の吉田鋼太郎さんを配役したこともあり、ドラマを通じて伝右衛門ファンが増えたことは間違いなさそうだ。深町さんは「憎まれ役ではない、新しいイメージが作られたのは確か。飯塚を訪れる人が増え、ドラマでは触れられなかった伝右衛門の功績や魅力を知ってもらえればうれしい」と話している。」



「筑豊の炭鉱王」伊藤伝右衛門は、新たに、ドラマが必要かもしれない。

コメント
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