面白いことだ。
事務所も、育て方で、育つは、崩壊するか。
「AKB48の「第5回選抜総選挙」で、まさかの逃げ切り1位で初のセンターを勝ち取った福岡・HKT48所属の指原莉乃(20)。歴代1位を見ると、卒業生の前田敦子(21)も大島優子(24)も指原と同じ太田プロダクションの所属だ。いったいナゼ?
指原は昨年、4位に上昇した総選挙のすぐ後に、恋愛スキャンダルが報じられ、AKB48からHKT48へ移籍処分となった。だが、転んでもただでは起きない。持ち前の「ヘタレキャラ」を武器に、トークの技に磨きをかけた。
その後押しをした太田プロは、アイドルから文化人まで幅広いタレントを抱えるが、もともとお笑い芸人に強い老舗の芸能プロダクション。1963年、新宿松竹文化演芸場の支配人から転身した磯野勉氏が設立した。
同プロに詳しい演芸関係者が社風を明かす。
「他のプロダクションが守って育てようとするのと反対に、芸人を叩いて叩いて鍛える。ライオンの子を崖から突き落すような、愛のムチです」
かつて「猿岩石」で大ブレークした後、鳴かず飛ばずになり、悲哀を味わった末、毒舌キャラを開花させたタレントの有吉弘行(39)は這い上がった好例。後に移籍したビートたけし(66)や爆笑問題も、この事務所の出身だ。
アイドルの世界もお笑い同様、弱肉強食であることはAKBの総選挙を見れば明らか。アイドルウオッチャーが語る。
「前田と大島は、秋葉原のAKB劇場が埋まらなかった頃からの叩き上げ。呼び込みやビラ配りの苦労を知っている。“放牧”の太田プロらしく雑草魂で1位を競い合った。指原が入った2007年にはAKBは軌道に乗り紅白初出場を決めているが、指原の場合はスキャンダルの洗礼を受けた」
太田プロといえばリーダー格の「ダチョウ倶楽部」上島竜兵(52)が主宰する「竜兵会」が芸能界では有名だ。
「行きつけの居酒屋で“太陽さま”の愛称を持つ上島を、土田晃之、劇団ひとり、カンニング竹山ら事務所を超えた後輩芸人が囲む。互いにダメ出し、叩き合いで伸びてきました」(先の演芸関係者)
有吉は、かつてイベントで指原に
「もう1回トラブル起こした時は、いつでも竜兵会に入っていいよと言ってるんですよ」と毒舌エールをおくっていたが、その必要はなくなった。」
叩かれて、しごかれて、這い上がった者が、芸能界に生きる。
別の分野でも、生きる。
考えてみると、いい事務所かもしれない。
結婚、離婚、結婚、不倫も、無様な姿で、自分で尻拭いもしない、タレントも多い。
育て方で、自立と、苦労を知っていること、忘れない、事務所は、いいのかもしれない。
事務所も、育て方で、育つは、崩壊するか。
「AKB48の「第5回選抜総選挙」で、まさかの逃げ切り1位で初のセンターを勝ち取った福岡・HKT48所属の指原莉乃(20)。歴代1位を見ると、卒業生の前田敦子(21)も大島優子(24)も指原と同じ太田プロダクションの所属だ。いったいナゼ?
指原は昨年、4位に上昇した総選挙のすぐ後に、恋愛スキャンダルが報じられ、AKB48からHKT48へ移籍処分となった。だが、転んでもただでは起きない。持ち前の「ヘタレキャラ」を武器に、トークの技に磨きをかけた。
その後押しをした太田プロは、アイドルから文化人まで幅広いタレントを抱えるが、もともとお笑い芸人に強い老舗の芸能プロダクション。1963年、新宿松竹文化演芸場の支配人から転身した磯野勉氏が設立した。
同プロに詳しい演芸関係者が社風を明かす。
「他のプロダクションが守って育てようとするのと反対に、芸人を叩いて叩いて鍛える。ライオンの子を崖から突き落すような、愛のムチです」
かつて「猿岩石」で大ブレークした後、鳴かず飛ばずになり、悲哀を味わった末、毒舌キャラを開花させたタレントの有吉弘行(39)は這い上がった好例。後に移籍したビートたけし(66)や爆笑問題も、この事務所の出身だ。
アイドルの世界もお笑い同様、弱肉強食であることはAKBの総選挙を見れば明らか。アイドルウオッチャーが語る。
「前田と大島は、秋葉原のAKB劇場が埋まらなかった頃からの叩き上げ。呼び込みやビラ配りの苦労を知っている。“放牧”の太田プロらしく雑草魂で1位を競い合った。指原が入った2007年にはAKBは軌道に乗り紅白初出場を決めているが、指原の場合はスキャンダルの洗礼を受けた」
太田プロといえばリーダー格の「ダチョウ倶楽部」上島竜兵(52)が主宰する「竜兵会」が芸能界では有名だ。
「行きつけの居酒屋で“太陽さま”の愛称を持つ上島を、土田晃之、劇団ひとり、カンニング竹山ら事務所を超えた後輩芸人が囲む。互いにダメ出し、叩き合いで伸びてきました」(先の演芸関係者)
有吉は、かつてイベントで指原に
「もう1回トラブル起こした時は、いつでも竜兵会に入っていいよと言ってるんですよ」と毒舌エールをおくっていたが、その必要はなくなった。」
叩かれて、しごかれて、這い上がった者が、芸能界に生きる。
別の分野でも、生きる。
考えてみると、いい事務所かもしれない。
結婚、離婚、結婚、不倫も、無様な姿で、自分で尻拭いもしない、タレントも多い。
育て方で、自立と、苦労を知っていること、忘れない、事務所は、いいのかもしれない。