べってぃのぱっしょん

ビビッとくると「パッション感じた」と言ってしまいます。平たく言えば、好きな物の寄せ集めデス。

で、ライブです。

2005-06-19 22:33:56 | 音楽

誰のライブかというと、前にも書いた「生強化月間」ひとまず締めくくりのKANちゃんでございます。
何と6年ぶりですよ。
このライブを知ったのは、たまたま書店で立ち読みした関西版ぴあ。
「KAN」の3文字を見つけて、「うきょーーーー!ひひひひ広島でもないんかいな」と思って、帰宅後広島のプロモーターサイトを覗いたのでした。
発売日は名古屋にいたため、一週間後にぴあへ行ったところ売り切れ。ロッピーもダメで、デオデ○のプレイガイドで最後の3枚のうちの2枚を手に入れたという訳です。セ~フ^^

ツアータイトルは
<弾き語りばったり♯2 8都市て!Good>
・・・・・・ すごくKANちゃんらしい(笑)
3年間のフランス生活から帰国したばかりで新しいアルバムも出してないし、どういうんだろう??と期待に膨らむ胸
こうでもしなきゃ膨らまねぇよ
ライブハウスなので整理番号順に並んで入場・・・したら、既にステージにあるグランドピアノの前にはKANちゃん本人が座っている!!
何故!?と思いながらも席を物色していると
「開演は一応17時です」と自らアナウンス(というのか?)
それからポロンポロン鍵盤を叩き始め、しまいにはビートルズの「ヘイ・ジュード」を歌ってくれたのです
ライブ始まる前からこんなに幸せでいいのか!?
もうすぐ17時になるよ?という頃、開演を知らせるアナウンスと同時に一旦ハケたKANちゃんでしたが、いくらもしないうちにまた戻ってきてライブ開始。
弾き語りというくらいですから、ステージ上には必要最低限の物しか存在しません。
グランドピアノとKANちゃんその人。ホールツアーでは楽しみの一つでもあるセットも一切なし。照明もむき出し。
本当に歌とピアノで勝負する気なんだ。
まさにSongwriter。
KANちゃん曰く、自分の歌を知らない人も来てくれてるだろうからそういう人にも自分の歌が分かるように、ちゃんと歌詞が聞き取れるように歌う事が今回の使命だ、というような事を言ってました。
それはまさにこの日のライブが始まってまず私がホッとしたことでした。
というのも、私が引っ張って行ったのはKANちゃんの歌は「愛は勝つ」と〝三ツ矢サイダーの歌〟(はいはい、「まゆみ」ね)しか知らない
(あの、私・・・カラオケでいっぱい歌ってきたんですけど・・・)友人だったんですね。だから、よくありがちな「何言ってんのか分かんない!」ライブだとKANちゃんの良さを分かってもらえるか心配だったんです。でも、それは杞憂でした^^
だって、聞き取りにくいであろう曲はわざわざ朗読(!)してくれるほどの気の遣いようだったんですよ。
歌った曲は弾き語りにぴったりなバラードから「え!これをピアノ一本で!?」という新鮮なアレンジまで、新旧取り揃えたラインナップでした。
開演前に集めたアンケートを使って客席とのQ&Aも間に挟んだので、歌ったのは正味10曲くらいでしょうか(笑)
でも、それも含めてKANちゃんのライブだぁ~と嬉しくなりました。
最後に「ずっと横向いた状態でお客さんに話すことがすごく気になっていた」と言って(そんなこと気にしなくていいのに!)ちゃんと正面向いて立ってお礼を言うKANちゃん。
長い長いお辞儀をして退場したKANちゃん。
MCではちょっと茶化した感じで飄々と言ってのけてたけど、3年半ぶりのステージ、本当に不安で緊張して「ビビッて」たんだろうなぁなんて偉そうに母のような気持ちになる(爆)

ロビーでドリンク飲みながらおそるおそる友人に聞いてみる。
「どうだった?」
「うん、良かったよぉ~。すごい陽気なおっちゃんなんじゃね」
そっちの感想かいっ
気になってた歌詞のことも「ちゃんと聞けて良かった」と言ってもらえました。
よし、次のライブも誘うぞぃ。

KANオフィシャルサイト


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