(アンドリュ-マ-レ-)より、ご紹介します。
「してみると…自分の子供には良い物を与え
る事を知っています。とすれば、なおのこと
天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を
下さらない事がありましょう」 (ルカ11-10)
父親を喜び、父親に喜んでもらう事を最上の
喜びとするなら、父親と一つの心、一つの精神
を持たねばなりません。同じように
神が、神の子に与える最高の賜物は、ご自身の
御霊以外に考えられないのです。
父の御霊がイエスの内におられたという事が
イエスの、この世における御子としての栄光
でした。
神は『アバ、父、(パパ、とおちゃん)』と呼ぶ
御子の御霊を、私達の心に遣わして下さいました。
王は、王子の全教育課程を通じて、王者の
精神が喚起される事を求めます。
天におられる、私達の父は、ご自分のおられる
聖い天の生活に向けて、ご自分の子として、
私達を教育しようとされます。その為に、私達
に御霊を与えようと、心の底から思っておられ
るのです。
イエスはご自身の十字架の血によって、
贖(あがな)いを、まっとうされた後、私達の為
に神の御前に行かれました。その目的は、
私達のために、聖霊を受け、聖霊を遣わして下
さるためでした。
御父の御霊、また、御子の御霊として、御父
と御子の命と愛の全体が、御霊の内にあります
。その御霊が私たちのうちに下って、私達を
引き上げ、神の交わりに、あずからせて下さる
のです。
御霊は、御子を愛された御父の愛を、私達の
心の中にまで注いで下さり、その中を歩む様に
と教えて下さいます。御子が地上におられた時
のように、子供のような自由さと献身と従順を
私達のうちに、吹き込んでくださるのです。
御父が与えてくださるる賜物の中に、これ
以上、高価ですばらしいものはありません。
御父ご自身の聖霊を、御子の御霊の賜物だから
です。