この、おかしな国、日本!どうやって生きていくのが楽しいか?

あ~あ~こんな国に生まれちゃったよ・・・・

そんなに、いっぱい覚えられっこないでしょ!(2)

2012-09-17 14:05:25 | 日記
受験生のみなさん!手にとってみました?参考書!これだって、覚えられないかな~みたいな?
 でも、大丈夫!少しでも、これらの参考書の内容が頭に入っていれば、入ったなりの大学には受かります!
 では、もう少し、詳しく説明しましょう!
 「英文法講義の実況中継」(山口俊治、語学春秋社)は、実は、まったく新しい時代の英語参考書なのです!みなさん!他の教師向けとしか思えないようなくだらない本と一緒に見えてしまいます?「はっ!」っとピィンーと脳に来た人あなたはきっと!大学に受かりますよ!この本の特徴であるわかりやすい英文法の解説は、従来のすべての英語参考書のレベルをはるかに抜いている!相当に年季の入った英語教育者の筆になるものだと素直に脱帽せざるをえない!
 「試験にでる英単語」「試験にでる英熟語」(森一郎、青春出版社)は、さすがに、福原麟太郎門下の英語学に連なる人だとおもいます!森一郎「でる単」「でる熟」が、50台以下の日本国民に与えた影響は本当は、大変大きいものなのですが、出版業界をはじめとして日本の知識業界は、この本を「受験もの」扱いして日陰ものにしています。なにしろ、この本の存在自体が、大きな意味ででは、研究社を筆頭とするにほん英語教育学に対する一般国民の側からのもの言わぬ批判なんです!
 「勉強」というのは、ようするに理解してそして覚える、ということだから、最後は丸カジリに頭から丸暗記しなければならないのです!だから、これらの本は「どういうことを、どれだけ覚えたらいいのか」という本です。その範囲から先はもう要りません!捨ててしまいなさい!たった1年間の勉強でどうせ覚えられるわけがないじゃないですか?自分で自分をそんなに苦しめてはいけません!なんでもかんでも覚えさせようとする今の受験ものにたいして、みなさん!刃向かってください!
 じつは、暗記力(記憶力)のよさというものは、「整理する力」なのです!それは、頭の中に並んでいる棚の小箱に、ひとつづつ情報と知識をキチンキチンと並べていく作業なのです!根気と忍耐力がいるのです。この基本的な作業を時間をかけて、コツコツとやることに耐えられない人は、もともと受験勉強も向かないということなのです。入試制度が肯定されるべき理由のひとつは、そういうガンバリ能力のある人を選抜しよう、ということでもあるのです!
 そして、この「整理する能力」というのを、ささに細かく観察してみると、「似ているけど、よくよく見たらほんの少し違っている2つの事項を、区別をつけながら覚える」ということなのです!たとえば、insist onと、persist inと、consist of、と consist in、この4つはよく似ているでしょう?しかし、それぞれに意味が違うでしょう!こういうのをコツコツとその語が出てくる度ごとに、めんどうくさがらずに、辞書を引いて「区別をつけながら」覚えるんです!それが、勉強です!
 このコツコツ勉強がある程度できない人はダメなんです!この4つの熟語の意味を、いつまでたってもボヤッとしか覚えないもんだから、「よく見かける熟語だなあ。何回か習ったよ。うん、きっと大事なんだ。consist inは「~から成る」だったかなあ。・・・ああ、わかんねぇ。だめだこりゃ」ということになるんです。
 だからダメなんです。覚えるべきものはキチンと覚えなければならないんです。
 英語のの海でおぼれてはいけないんです!なんでもかんでも覚えればよいというもではではないんです!覚えるべきものと、覚えなくてよいものをしっかり区別して、そして、覚えるべきものについては、他のよく似たものとしっかり区別をつけて(表やカードにして)覚えるんです!受験勉強とは、そういうことなんです!(ちなみに、この4つの熟語の意味はそれぞれ insist on~ing(動名詞)「強く主張する、固執する」で persist in(名詞)「強く主張する、固執する」、consist of(名詞)「~から成る」、consist in(名詞)「~に存する」なのですか?この区別はっきりつきますか?
 森一郎「でる単」、「でる熟」、この2冊だけを数ヶ月かけて20回まわしてみなさいよ!英語に関しては、自分が受けたい大学の過去の本番の入試問題集(=赤本、教学社)をコツコツととく以外には一切手を出さずに!たったそれだけで、偏差値60まではいきます!20回、しつこく、毎日300語ぐらいずつ、繰り返しやれば、たいていの大学には受かります!これは本当の話です!「出る単」「でる熟」の威力に気づかない人は、無知というよりもはや不幸なんです!
もっと言えば、長文英語問題を自分の力だけで読解し、かつ文法をうまく整理したかったら、「出る単」の巻末の索引を辞書がわりに使って、つまり「でる単」を辞書だとおもって、勉強してしてください!
 「でる単」1400語・「でる熟」の熟語、構文も1400語!しかし、これだけをきちんと覚えきったらたいしたものです!
 それだけで、十分です!もう1度いいます!十分なんです!十分!

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