誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

玄武山

2008-02-21 19:12:46 | 山歩き
 玄武山974m

 久しぶりに、玄武山を尋ねてみた。
今回も、上野地区活性化センターさんに駐車場をお借りした。

 駐車場から、登山口までのアプロ-チが辛いねぇ~
途中で、ワンちゃんがけたたましく吼えるが、駆け寄ると(イジメ?)
尻尾を丸め、後退りしながら、なおも吼えて(泣きべそ)いた(笑い)

 玄武山の遠景                  吼え(泣きべそ)ワンちゃん♪
  
 
 アプローチが長い登山口            春の息吹ネコヤナギ
  

12分ほど歩いて、登山口に到着した。
杉林に出ると、数年前の台風崩壊で、傾斜の緩やかな登山道は消えていた。
新たに出来た、竹林の直登の登山道ルートに変わっていた。
息の切れる急登の竹林を抜け出すと、左へ90度方向転換して支尾根を目指す。
自然林の落ち葉を踏みしめ、ズルズル滑りながら登ると
展望の開けた?(最近杉が大きくなって、展望が悪い!)支尾根に出る。
目の前に、玄武山頂、赤川浦岳、その奥に祖母の山々が見える

 一休みして一旦下り、崩壊地の上を再度登り返すと、玄武山トンネルの尾根に出る。
山頂へと続く尾根は、所々岩肌が剥き出したり、展望の良いダキがある。
少しばかりの、スズタケを掻き分けると、人工林と自然林の境界となり
七合目の岩場から、上野地区の街並みが素晴らしく映る。
杉の切株を見やりながら登り詰めると、平らな広場の”玄武城跡”に出る。
広場の奥の大岩に、玄武城の謂れが刻んであるが、風化が激しく読む事は出来ない。

 城主の空手割り?                 風化した刻み文字
  

 大岩を右に進むと、コースが二つに分かれ、右にEseyと書いてある
***数年前左に登り、ザイルを使って大岩まで登ったが、行く手が崩壊していて
  引き返したが、今は新たなルートが出来ているのかも***
右に進み、トラロープの急斜面を上がると、9.5合目で
人吉かめさんの”山頂5分”が登場する。

直ぐ先のピークから下り、山頂大岩を左に大きく巻いて、地蔵の鎮座する玄武山頂に至る。
この巻き道は、山の北側に位置するため、冬場のシーズンは大ツララが見られる。
今回も、丸木の梯子の凍結にヒヤッとしながらも、岩壁の氷結や大ツララを楽しんだ
***大ツララの真下に行く勇気はありませんでした。
  もし落下してきたら、人間串刺しは間違いなし。
 
 巨大なツララ                これも綺麗だった
  

 山頂を見守る地蔵さん             未踏峰の赤川浦岳 
  
    
 地蔵さんに頭を垂れると、いよいよ山頂である。
山頂に飛び出した瞬間、目の前は遥か彼方まで、見渡せる展望の良さである。
延岡の切株山・諸塚の黒岳・米良の石堂山?、後を振り向けば、赤川浦岳に
祖母の山々が見渡せた♪
阿蘇五岳は、雪化粧の頂を見せていたが、雲仙は霞の中に隠れていた。

 ポカポカ陽気に誘われ、のんびりと食事をとって、至福の一時が楽しめた
山歩きだった。
 今週末は、仰烏帽子岳の福寿草鑑賞登山の予定。と、行き先秘密の山歩き♪
 


 PS,
 秘密の山歩きに、興味ある方は問い合わせを(エントリー)



 
コメント (2)
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