西部北野台にあるアオギリの花が咲き始めました。アオギリ(青桐、梧桐)はアオイ科アオギリ属の落葉高木で中国南部、東南アジア原産で多くは街路樹や庭木として植えられたもの。雌雄同株で一つの花序に雄花と雌花が入り交じり、小さな花を群生するが花弁はない。花弁に見えるものは萼片で5個ある。巻き上げっているのがそれです。私の小学校の校舎脇に植えられていて2階の教室から船状の心皮が大きくなったものの縁に種子が付き、それを採って遊んだものです。8月にはその果実が出来るとのことなので、また見てみたいものです。
国道16号バイパスの側道にアオツヅラフジの雄株があり雄花が咲いていました。アオツヅラフジ(青葛藤)はツヅラフジ科アオツヅラフジ属のつる性落葉木本で雌雄別株。花期は7~8月で10~11月に綺麗な青色に熟すが有毒。ご参考までに雌花と果実の写真を掲載しておきます。
ご参考:雌花
ご参考:果実
先日、イヌドクサを掲載しましたが、今日は西部北野台の住居の庭先にトクサがありました。枝がなく茎も随分太い。
ネズミモチが花を一杯つけています。
ネムノキも咲いています。
クズの葉に虫こぶが出来ていました。クズトガリタマバエよって葉に形成された虫こぶで、球形で先が尖っています。クズハトガリクズハトガリタマフシといいます。
最後に別途撮影したコクランを掲載しておきます。コクラン(黒蘭)は小型の地生蘭の1種でクモキリソウ属の多年草。花期は6~7月。小さな紫色の地味な花を付けますが、暗い林内に生えるため撮影に苦労します。私は3脚を使わないので今回はやむを得ずストロボを焚きました。
以上