今日も片倉城跡公園近辺を散策。
桜の世界は八重咲に変わっています。
農家のブルーベリーが開花していました。
道路やあちこちにアカバナユウゲショウ(赤花夕化粧:アカバナ科の多年草)が咲いています。南アメリカ原産の多年草で各地で野生化しどこにでも咲いている強い花です。
農家に栽培されているネギにネギ坊主が出来て花が咲いていました。ネギ坊主はネギの花序のことで小さな花がビッシリとつまっています。上部で雄蕊が出ているのが咲いている花でその中には見えませんが雌蕊もあります。下方の雄蕊の見えないものは蕾です。
花壇にはスズランが咲き始めていました。
片倉城跡公園では
ミツバツチグリに吸蜜しているツマキチョウ(褄黄蝶)の雌に出会いました。春にだけ出る蝶で今期初見です。雌の翅の先は白色ですが、雄は名前の通り褄先が黄色で綺麗な翅になります。2枚目の写真は同じ雌の裏面です。
菜の花にモンシロチョウが歌の通りに吸蜜しながら止まっていました。
藤棚のフジが満開に近くなり、クマバチが吸蜜していました。
林下では
ここでもキンランが花盛りでした。
ユキザサ(雪笹:キジカクシ科の多年草)が咲き始めていました。この花には果実が出来て赤く熟すはずなのですが、途中で無くなり見ることが出来ず毎年残念な思いをしています。何とか熟すまで残っていてほしいものです。
ヤブデマリ(藪手毬:ガマズミ科の落葉低木~小高木)の花が咲いているように見えました。しかし、花弁に見える白いものは装飾花で本当の花は花序の中心部にある塊でまだ蕾です。
以上