片倉城跡公園近辺を散策です。
片倉城跡公園の林下でヤビツギンランが咲いていました。ヤビツギンラン(矢櫃銀蘭)はギンランの一変異個体で蘭の花の基本形である唇弁が花弁化し放射相称花となったものです。丹沢のヤビツ峠で発見されたため名付けられた。花はほとんど開かないので分かりませんが無理に開くと良く分かります。一昨年咲いた場所の近くに2株ありました。
花部分の拡大
片倉城跡公園にあったギンランと比べると分かります。ギンランの唇弁の下部にある突起(距)がヤビツギンランには全くありません。
ギンラン
エビネが今年も咲きました。
誰かが植栽したクマガイソウは満開です。花数が随分増えました。
羊歯の仲間のホウライシダが冬は消えていたのですが新葉が出ました。
片倉つどいの森公園ではヤセウツボが咲き始めました。ヤセウツボ(痩靭)は南ヨーロッパ原産でハマウツボ科・属の一年生草本でマメ科やキク科などの植物に寄生する寄生植物です。
樹木の花では
片倉城跡公園でミズキが白い花を一杯に付けて満開です。
片倉つどいの森公園では
オニグルミの雄花が咲いていました。
蝶ではウスバシロチョウを探したのですが見つかりませんでした。先日訪問した平山城址公園では一頭飛んでいたのですが。
以前ウスバシロチョウがよく飛んでいた場所にはアオスジアゲハが飛んでいました。
ルリタテハもいました。
以上