片倉城跡公園の近辺では桜が満開ですが花の命は短いもの。早くも散り始め湯殿川では多くの花弁が流れて漂いいわゆる「花筏」が出来ています。

片倉城跡公園でフデリンドウが4輪咲いていました。他にもまだ蕾があるのでこれからもっと増えるでしょう。
フデリンドウ(筆竜胆:リンドウ科・属の越年草):よく似たハルリンドウには根生葉があり下部で数個の花に分かれますが、フデリンドウは根生葉がなく上部で数個の花に分かれています。越冬芽の頃からいつ咲くか見ていたのですがやっと咲いたかという感じで今年は咲くのが遅かった。

カタクリは終盤で既に果実ができているものもあります。

カントウカンアオイは既に咲いており、タマノカンアオイも咲きましたが、ランヨウアオイは多摩森林科学園のものと同様にここでもまだ蕾です。カントウカンアオイとタマノカンアオイの花の違いは写真をご覧ください。
カントウカンアオイ(関東寒葵:ウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑の多年草。別名カンアオイ):ギフチョウの幼虫の食草として知られますが、多摩地区ではギフチョウが絶滅しているのが残念です。この写真ではこちらを向いている花が一つとその左右に花の頭が隠れているのが2個あります。

タマノカンアオイ(多摩の寒葵:ウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑の多年草):萼筒内壁に格子目の網状隆起があるのが、カントウカンアオイとの違い。環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)とされている。

スミレではタチツボスミレがあちこちで花盛りで、オトメスミレとタカオスミレがまだ咲いていました。
オトメスミレ

タカオスミレ

ヤマルリソウも盛りでジュウニヒトエが咲き始めていました。
ヤマルリソウ

ジュウニヒトエ(十二単:シソ科キランソウ属の多年草):花が重なって咲く様子を平安時代の女官が着る十二単に例えたもの。

ヤマブキの花が大木に蔦のように絡まって?咲いていました。

本丸広場のイロハモミジに花が咲き始めていました。雌雄同株で一つの花序に雄花と両性花が混在する。花の花弁と萼は5枚。雄花には長い雄蕊が8個あり退化した小さな雌蕊がある。両性花は扁平した子房と退化した小さな雄蕊があり柱頭は2裂する。写真の下段左は雄花で右は雌花。

湯殿川沿いの道路に
マツバウンラン(松葉海蘭:オオバコ科マツバウンラン属の越年草でアメリカ原産の帰化植物)が咲いていました。

以上

