今日のお散歩は道了堂方面の絹の道から嫁入り谷戸へ。
道了堂近くの人家の石垣にツタバウンランが沢山張り付いて花を咲かせていました。ツタバウンランはゴマノハグサ科ツタバウンラン属のつる性多年草で地中海地方原産。花期は夏ということであるが春早くから咲いている。マツバウンランやムラサキサギゴケと同じ仲間です。
ご参考:マツバウンラン
ご参考:ムラサキサギゴケ
道了堂ではアカネスミレが二株咲いていました。
絹の道にはタマノカンアオイがあちこちにありました。
サルトリイバラも咲いています。
嫁入り谷戸ではクサノオウの群落がありました。
また、道路脇の斜面に最初はキュウリグサかと思ったのですが、よく見るとハナイバナの群落がありました。
ハナイバナ(葉内花)はムラサキ科ハナイバナ属の1~越年草でよく見られるという花ですが、私は初めて見ました。小さな花なのでよく見ないとキュウリグサかと思ってしまうせいかもしれません。名前の通り葉と葉の間に花を付けます。
同じムラサキ科のキュウリグサとよく似た花ですが、キュウリグサの花弁の色が青色なのに対し花芯の色が黄色ですが、ハナイバナは同じ薄い青色をしています。花はむしろ同じ仲間のヤマルリソウに似ていると思います。
ハナイバナ
ご参考:キュウリグサ
ご参考:ヤマルリソウ:この花は地面を這うように咲きます。花の大きさはヤマルリソウの方がはるかに大きく、花の側に葉がありません。ハナイバナ(葉内花)はその名の通り花のすぐそばに葉がついています。
以上