赤坂整体院やわらぎ HEALING THERAPYあかね ~女性専用整体院

福岡市の中央区赤坂にある
女性セラピストが女性に安心して施術を受けてほしくて ひらいた
女性専用整体院です

動 的 平 衡

2014-07-18 | BOOK

著者:福岡 伸一 《 動的平衡 》生命はなぜそこに宿るのか

タイトルは著者の研究の「キーワード」から付けたと、あとがきにありました。

『生命とは何か?』


生命活動はアミノ酸の並べ替え。。。たんぱく質のままでは体内には取り込まれない

普段、私たちの飲食しているもの、胃に入れば、体内ではなく、、、

消化管は私たちの皮膚が体内に入り込んだ中空の構造体
わかりやすく、福岡氏は「チクワの穴」のようなものと 例えています。

消化管壁はまるごとのタンパク質がそのまま通過することを許さない。
そのままのタンパク質の状態では他者の情報を保持している。
タンパク質はアミノ酸にまで分解されて、特別な輸送機構によって、
消化管壁を通過し、初めて体内に入る。

体内に入ったアミノ酸は血流に乗って全身の細胞に取り込まれて
新たなタンパク質に再合成され新たな情報=意味をつむぎだす。

生命活動とはアミノ酸と言うアルファベットによる並べ替えと言ってもよい



生命とは、動的な平衡状態にあるシステムである


わりと前半の方にあるこの辺りを読んだだけで、ワクワクして
先を読むのがとても楽しみになりました

読み始めてワクワクしだすと、と先を読むのが勿体なくなってしまって
わざと、しばらく読まずに置いておくことがあります…。
しばらくの間、そのワクワク感に浸っていたくなるのです
先に進みたい気持ちと、読み終わるのが勿体ない気持ちが同居するのです。

この本がそうです


年を取ると、時の流れを早く感じる…子供の頃とは違い、どんどん加速する…。
この謎にも仮説で説明してくれています。
TVなどでも仰っていたのでご存知の方も多いかもしれません。

ドカ喰いとチビチビ喰いどちらが太りにくいか!?
ダイエットも科学してくれています

タンパク質はアミノ酸に分解されて体内に入る。
特定のタンパク質を多く摂取しても、バラバラに分解されるわけです。
食べたものは、分子レベルにまで分解されて体内に入るわけです。
特定の物を多く摂取しても、意味がないことがわかります。
場合によっては過ぎたるは及ばざるがごとし。。。

遺伝子組み換え、病原体との戦い、腸内細菌のことや環境のこと、ES細胞
分子生物学の視点でとても分かりやすく書かれています。

難しい内容を、素人にもこんなにわかりやすく書いている福岡伸一氏は凄いなと思いました。
本当に頭の良い人ってこれができるから、本当、尊敬してしまいます。

私たちの身体は分子的な実態としては、数カ月前の自分とは全く別物になっている。
分子は環境からやってきて、一時、淀みとして私たちを作り出し、
次の瞬間にはまた環境へと解き放たれていく。


生命体は流れそのもの

私たちの身体は変わりつつ、かろうじて一定の状態を保っている。
その流れ自体が生きているということなのである。

ルドルフ・シェーンハイマーと言う人が、この生命の特異なありように
「動的な平衡」という素敵な名前を付けた



ミステリー以外で久しぶりにワクワクした本でした
興味を持たれた方は、読んでみて下さい!






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Jリーグ第12節 雨中のアウェイで広島との対戦…後半に先制されるも、
マリノスは後半45分に学のゴールで追いつき、
アディショナルタイムに伊藤翔のゴールで勝ち越ししました!
順位も浮上して9位!!

NHKで柿谷の涙の挨拶シーンが流れ、ぁぁ…マリノスはもしや映像なしのまま?と思っていたら、
学の凄いゴールシーン、勝ち越し点にも絡んでるわけで!
対戦相手のレベルが違う…てのは置いといて、
ゴール前のあの動き魅せられたら、なんでW杯で使わなかったのかって
やっぱり頭をそう言う考えが過ってしまいました

でも、学なりに、何か掴んでる感じするし
4年前に出場できなかったウッチ―が今回孤軍奮闘したのをみると
4年後の学が相当楽しみです

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