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美術雑誌『つくりびと』に作品が掲載されました!

2015-05-31 10:08:51 | 講習会

 

全国の美術館に置かれている、美術評論雑誌『つくりびと』35号に、私のポーセリンペイントの作品が掲載されました。

この雑誌は、筑摩書房で活躍されている美術評論家、面谷 哲郎 先生が監修されている雑誌で、全国の美術館に置かれている物です。毎号、様々な絵画のコラムを載せていますが、それと合わせて、注目される現代アーティストを6人づつ紹介、評論を載せています。

今回の号の掲載依頼をご連絡頂いた時には、正直、私で間違いありませんよね?と思わず言ってしまいましたが、出版社の担当の方のお話しをお伺いして、何とも有難い思いで恐縮致しました。

面谷 哲郎 先生の評論は、私の想像を超える知的な表現で、私の作品全体の評論テーマは、【女性の精神性を写すような異色のポートレート】だそうです。美術評論と言う物は、こんな風に表現される物なのだと、改めて、恐縮、感心の極みでした。

6月から、全国の大きな美術館、この近くだと、世田谷美術館や東京都立美術館などに置かれると思います。美術館にお出掛けの機会がありましたら、是非手に取って、ご覧になって下さい。

 


私事ではありますが。

2015-05-29 08:55:22 | 日記

昨日、私の大学時代からの親しい友人が、空の星になりました。

昨年の冬の入り口から癌が見つかり、懸命な治療を続けて来ましたが、余りにも早い旅立ちでした。

お通夜の席で、お母様からお聞きしたお話しで、祭壇に飾る花々の事。遺影の写真等、自分で全て決めていたそうです。自分が星になる時を感じでいたのでしょうか?

そして、遺影の写真には、和かに微笑む彼女の柔らかな姿と共に、胸元には、私が作ってプレゼントしてあげたネックレスが有りました。

彼女は、私がプレゼントしたこのネックレスをとても気に入ってくれて、お気に入りと言って、いつも着けていてくれました。最後の、彼女の1番のお気に入りの写真にも…

手作りは、クラフト。芸術とは違い、趣味の範囲だと良く言われますが、手作りされた物は、作り手の心が込められます。頂いた人も、作ってくれた人の心や思いやりを感じる物です。それは、芸術と、なんら変わりのない素晴らしい物だと思います。

彼女の柔らかな遺影の笑顔を見ながら、最後に一緒に見た桜を思い出し、手作りの仕事に関わって来て、本当に良かったと思いました。


東京都聴覚障害者連盟女性部ヘリテージDCO講習会

2015-05-26 14:12:13 | 講習会




本当に久しぶりのブログになりました。

突発性難聴を患った後、ホビーショーの翌週に、酷い目眩に襲われて、ゴールデンウイークの間、寝たり起きたりの生活になりました。幸い、聴力は回復してくれましたが、目眩がなかなか取れず、文字を書くのが辛かった為に、ブログの方が手付かずになってしまいました。目眩は多少ありますが、少しづつ快復してきていますので、ブログを出来るときには、更新したいと思います。

さて、こちらの講習会は、私がライフワークと考えて、続けている講座で、今回で、3回目となります。毎回、30人程の方達を1人で指導しています。

この講習会は、東京都の聴覚障害者連盟の女性の方達に向けたクラフト講座です。手話通訳が着いてくださるものの、聴力の無い方達30人に、どうやったら作り方の説明ができるのだろう?と初回は心配で一杯でしたが、手作りは本当に素晴らしい!

言葉がたとえ聞こえなくても、手元を見手頂ければちゃんと伝わります。私自身の思いも、不思議なくらい伝わる物だと感じました。

皆さん、本当に楽しそうで、帰りに、『先生!楽しかったです。また、お会いしたいです。』と、それぞれの方が、手話通訳の方を通して声を掛けて帰られる事に、毎回、胸が熱くなります。

人見知りの方も多い為に、1人で沢山の方を見なければならない講習会で、疲れも半端ではありませんが、私のやっている事で、社会に貢献出来る事が有ると言う事が、自分を前に押し出す原動力となっています。皆さんの作品、笑顔。素敵ですね!