かぴたん日記

庭の話、お出かけの話など、 
自分が興味をもったことなんでも。
静岡県浜松市より発信致します。

春の庭 2011

2011年04月03日 16時44分35秒 | 庭の話
久しぶりの更新です。
3月11日の東日本大震災以来ほとんどお出かけしていない(する気分になれない)こともあり、
ずっと2月の京都レポートのまま放ったらかしになっていましたね。
それでもこのかぴたん日記を覗きにきて下さっていた方々、本当にありがとうございました。

ここのところやっと暖かくなってきて、草花たちもあちらこちらで新芽を出したり花を咲かせたり
我が家の庭もだいぶ賑やかになってきました。
春の日差しを浴びて元気に育っている草花たちの姿には、心を元気にするチカラを持っているように思います。

▼玄関先で華やかな笑顔を見せてくれているカワイイ鉢植えたち。
 手前からプリムラ、ネメシア、花かんざし。



▼エゴの木も新芽を出してましたよ。暖かい春の日差しを浴びて気持よさそう。



▼ボケの花の赤い色には、力強さを感じます。



▼いつ植えたのかさえ忘れてしまったムスカリだけど、気がつくと毎年花を付けてくれるのが
 なんとも愛おしい。



▼白いクリスマスローズ。
 ピンクのクリスマスローズはどこか色っぽい雰囲気なのだけど、白いこの子は清楚で奥ゆかしいカンジ。
 ・・・私みたい?(笑)



▼ダンナさんも私も大好きなナルコユリ。
 これはまだ赤い新芽ですが、場所によってはもう黄緑色の若い葉っぱの赤ちゃんが膨らんできてる子もいますよ。



▼ツルニチニチソウ
 明るい紫色の花は、かわいいんだけどどこか強い意思をも持っているような雰囲気にも見えてたくましい。
 太陽の光が当たっている場所を背景に持ってきたので、より紫色が引き立つように撮れました。



まだまだ「元気に張り切っていきましょう~!」と言えるような気持ちでも雰囲気でもありませんが、
それでもちゃんと元気に動ける私達が元気に動いていかないといけませんよね。
自分なりに出来ることを信じてやっていく、それが今一番大切なことなのかなと思います。

草花たちから元気パワーをもらって、4月も明るく頑張りましょう。


※日々のたわいもない話が中心の「かぴたんのひとりごと」はほぼ毎日更新中。

冬の京都へ

2011年02月11日 14時58分30秒 | 旅・お出かけ
2月5日~6日、久しぶりに泊まりで京都へ行ってきました。
冬の京都ということで、かなり寒いだろうと覚悟して行ったんだけど、ちょうどこの週は寒さの中休みといった
感じの時だったので、思ったより寒くなくて助かりました。

朝6時に家を出発。東名浜松西ICから名神高速を通って京都東ICまで。
そこから車で10分か15分走り、京都市山科区にある椥辻(なぎつじ)という地下鉄東西線の駅にほど近い駐車場へ。
予めネットで下調べしておいたそこの駐車場は、停めてから24時間以内は800円という安さ。
京都駅に近い方やお寺に隣接している駐車場だと1日停めておくとものすごく高くついてしまうんだけど、これなら
1日何も気にせず停めておけるし、あとは地下鉄の1日乗車券(600円)を買ってしまえば、東山や二条城の方など
あちらこちらへ何度でも行けるので便利でお得です。帰りも高速のICまですぐなので楽チン。この方法オススメですよ。

今回、私が一番行きたかったのは東寺。
いつも東山や嵐山の方で時間をとり過ぎて、ゆっくり行けずじまいだったので、今回はどこより一番先に行くことに。
京都駅のあたりで軽くお昼を食べたあと、早速念願の東寺へ。

▼東寺の五重塔。国宝です。



ちょうどこの時期、五重塔の内部も特別公開されていたので、心柱を囲む四仏坐像を見ることも出来ました。
あと、講堂(重文)に安置されている大日如来はじめとする菩薩、明王、天たちや、金堂(国宝)に安置されている
薬師三尊、十二神将を、こころゆくまで眺め拝んでくることができました。
とても大きい仏像たちが一同に勢揃いしている厳かな雰囲気の堂内は、小さな入口をくぐって中に入った瞬間、思わず
息をのんでしまうほどで、ただただ圧倒されっぱなし。
行けてよかった。

▼大日如来像などが安置されている講堂。



▼東寺境内で咲いていた白梅。




東寺を後にして、ぶらぶらと町を歩きながら北上。そしたら西本願寺にたどり着きました。

ちょうどお堂の中では、とある参拝者の為にお経が読まれようとしているところでした。
後ろの方で一緒に聞こうとしている方達もけっこういたので、私たちも中に入ってしばし耳を傾けることに。
こういう中で静かにお経に耳を傾けていると、なぜか心が落ち着きます。不思議ですね。
そして読経の後、お坊さんがお話を始められました。
「おるき」という星の名前の由来を持ち出して、仏様とはこういう存在なのですよ、という話をされたのですが
それがとても温かいお話で、聞いていてちょっとウルッとしてしまいました。
「おるき」というのは土佐弁で「いるから。」という意味。私はいつもあなたのそばにいるから・・
そんな励まし応援してくれるような存在の星であってほしいと、とある女性が付けられた名前なのだそうです。
あなたにとっての仏様も同じなのですよ、というお坊さんの言葉に、参拝されていた方はきっと心励まされたことでしょうね。
▼「おるき」の命名についてはこちらのサイトでも紹介されてました。よかったら。
 ■関心空間 おるき(星の名)http://www.kanshin.com/keyword/915968

▼西本願寺にて。




西本願寺のあとは、またひたすら歩いて、錦市場や本能寺へ。
あてもなくぶらぶらしていたら、あっという間に夕方になってしまったので、一度車に戻り本日の宿へ。

本日の宿といっても高級旅館などに泊まった訳ではなく、山科駅前にあるホテルブライトンシティ京都山科という
ビジネスホテルに素泊まり。二人で1万円とリーズナブルなお宿です。

夜はまた地下鉄に乗って京都の賑やかな方へ。
東山で地下鉄をおりて、花見小路通を歩いたり、祇園、先斗町あたりをブラブラ。
夕食は河原町あたりの居酒屋さんで軽く呑みながらいただきました。


2日目は、まず二条城。朝一番で行ったので、あちらこちらゆっくり見てまわることができました。
中を見ることができる二の丸御殿では、狩野派の襖絵などを見たり、大政奉還が行われた大広間などを見たり。
去年「龍馬伝」でのシーンを思い出しながら「ここで慶喜が・・・」などとぶつぶつ言いながら歩きます。
昔は狩野派の襖絵なども本物がそのまま飾られていたような気がするんだけど、今回行ったときにはほとんどが
複製画に差し替えられていて、ちょっとがっかりしました。長年の傷みや保存の問題もあるので仕方ないんですけどね。

二条城のあとは西陣の方でランチ。
以前雑誌Hanakoで見た「les trois maisons(レ トワ メゾン)」で。
▼築80年の町やを改装して作られたお店は、1階がカフェで2階は1組限定の宿になっているみたいです。



▼ランチの豚バラ肉とレンズ豆、ソーセージの煮込み。
 塩味でじっくり煮こまれたお肉や野菜は、素材そのものの味が引き出されてほっとするような優しいお味でした。



西陣の町をカメラ片手に歩いたり、途中で見つけたお寺に入ってみたり、夕方ぐらいまであちこちを歩きまわって
帰途につきました。

帰りは名神→新名神→東名阪→伊勢湾岸→東名を使って帰ってきました。
こちらのルートの方が東名⇔名神よりも近くて早いようですね。ダンナさんが言ってました。

久しぶりの冬の京都。
今回は寺巡りより のんびり町歩きを楽しむ感じで計画してみました。
でもちょっと無駄歩きも多かったかなというとこと、少し下調べが足りないところがあったところが反省点。
次回行く時はもうちょっと効率よく動いて楽しみたいなぁと思いました。

また新緑の季節にでも行きたいな~。

ときめく、夕暮れ。

2011年01月26日 17時38分38秒 | その他好きなモノ
1月ももうすぐ終わりですね。皆さん、風邪などひかずお元気ですか?
私は今のところなんとか体調管理が出来ているようで、元気です。
でももうすぐ花粉の季節、しかも今年は例年の何倍???というスゴさのようで・・・
ちょっと来月からは恐怖ですね


昨日の夕方、以前から気になっていた場所に寄り道して、夕暮れ空の写真を撮ってきました。
冬の澄んだ空って好きなんですよね。あと、葉を落とした冬の木も。
それら2つの「大好き」が、これまた大好きな「夕暮れ」と合わさって、私にとって最高の景色となりました。

▼太陽が沈む少し前、この時間帯の空が一番好き。
 そして冬の木のシルエット。まるで藤城清治さんの影絵の世界・・・



▼寒さの中じっと春を待ち ただ静かにそこに佇む。美しい。「自分もこうありたい」と強く思う。



▼太陽が沈む瞬間の茜色。胸がきゅんとなるのは私だけ?



▼カラスが鳴くから帰ろう。そんな雰囲気の景色にしばし立ち止まる。



会社帰りで、制服(スカート)にパンプス。そんな場違いな格好で佐鳴湖の遊歩道をカメラ片手に歩いてるのは私ぐらい
ダウンは着てたけど、とにかく空気が冷たくって、手はかじかむし体は震えるしハナは垂れてくるし・・・
それでも、いつも天気や帰宅時間などのタイミングでなかなかゆっくり見ることが出来なかったこの景色を
昨日はちゃんと車から降り、しっかり目に焼き付けることができたので本当によかったなぁ。

億劫がらずに行動に移せた自分を褒めてやりたい気分です(笑)
(いつもなら「ま、いっか」で行動せず終わってしまうので・・・)
 

松本&平湯へ

2011年01月13日 18時38分01秒 | 旅・お出かけ
先週の日曜日(1/9)。
我が家の冬の恒例、「雪を見ながら温泉に入ろうツアー(日帰りドライブ)」。
そう、毎年冬になるとスキーやスノボをしに行く訳でもなく、単に温泉へ行くためだけに
車のタイヤをスタッドレスにチェンジする我が家。
今年も、年末のうちにタイヤ交換をしておいて(もちろんダンナさんが)準備はバッチリ。
行く場所はたいてい毎年同じ、奥飛騨温泉郷にある平湯温泉「ひらゆの森」。

初め、東名→東海環状自動車道→東海北陸自動車道を経由して高山市内を散策してから
国道158号線を抜けて平湯温泉へ行く計画をしていたんだけど、この時期絶対スキーやスノボ客が
多いだろうということ、そして確か東海北陸自動車道は一部車線が1車線だったような気がしたので
渋滞確率も高そうだということで、そちらのルートはやめて中央道から松本まで行き、松本から
平湯の方へ行くルートに決定。

案の定、中央道はスムーズ。朝7時に家を出て途中休憩を挟んでも、松本市内に10時半ぐらいには
到着してました。

この日、松本市内は「松本あめ市」という毎年恒例の新春イベントが開催されてました。
何も知らずに来た私達は、いきなり市街地内が車乗り入れ禁止・歩行者天国になっていてビックリ。

▼松本に行くといつも必ず歩く中町通り。蔵造りのお店が立ち並ぶその通りでは、ちょうど「あめ市
 時代行列」が行われていて、七福神扮する人達などが練り歩いていて、とっても楽しそうでした。



その他にも、あちらこちらの場所で太鼓連の競演が行われていたり、いろんな露店が出ていたりと
とても賑わっていて、それらを見ながらぶらぶら歩いてるだけで私までワクワク。

そして大通りでは、何やら人だかりが。何かと思って近寄ってみると、どうやら「塩取り合戦」という
綱引き大会が行われようとしているところでした。
詳しい事はわからないけど、どうやら「武田軍」vs「上杉軍」の戦いらしく、去年は上杉軍の勝利
だったとの情報。

▼今年は武田軍のリベンジなるか~? ということで綱引き3本勝負、開始!
 わかりづらいけど、写真奥、赤ふんのお兄さん率いる方が上杉軍、手前の白いのを挙げてる方が武田軍。



そして結果は・・・2戦勝利をおさめた武田軍の勝利!! 
よかったね!リベンジできたね! と、よそ者の私も大興奮(笑)


そしてほどよく(?)興奮してお腹がすいたので、ここらでランチを。
一昨年だったか松本へ来た時に寄って気に行ったお店「ヒカリヤ ヒガシ」へ。

▼箱膳(1,500円)は三段重にいろいろ入って目で楽しく食べて美味しく。



こちらのお店も昔からの蔵をリノベーションして造られたとても素敵なお店。
店内でずっと三味線の音楽が流れていると思ったら、入口裏の辺りで女性の方が本当に三味線を
弾いてらっしゃいました。

美味しいランチをいただいた後は、大好きな松本城へ。
ちょうど塩取り合戦の時に参戦(応援?)していた武将扮する方々が、同じく松本城の方へ歩いて
いくのを発見。
そして松本城の前でサービスしてくれましたよ~。

▼松本城をバックにポーズをとってくれた武将達。かっこいい~。歴男歴女にはたまらないでしょう



▼そしてもういっちょ、また違う場所で。今度は刀を抜いてポーズ。



しかしやっぱり松本城は何度見てもかっこいいですよね~。
ここのお城を見て、「あぁ、全国にある他のお城も巡ってみたい」と思うようになったんですよ。
もちろんここ松本城、国宝4城のうちの1つです。


松本市内を楽しんだ後は、平湯温泉へ。現在無料化されてる安房トンネル(通常750円)を利用。
平湯へ向かう道のり、途中からだんだん雪が降ってきて、平湯に着く頃にはかなりの雪の量。
ひらゆの森の正面駐車場がいっぱいだったので、少し離れた駐車場にとめたんだけど、雪がかなり
積もっていて車が埋もれてしまいそう!
雪はどんどん降ってくるし、松本でちょっと遊び過ぎて時間がもう夕方近くなっていたこともあったので
温泉に入ったあとは休憩もそこそこに帰途へつきました。
松本へ戻ってきた頃には、松本市内も雪が降っていて道路もうっすら白くなってました。

帰りもまた中央道で。かなり雪が降ってきたこともあり、途中少し車が詰まり気味だった所もあるけど
伊那を過ぎた頃からは雪もやみ、スムーズに帰ってくることができました。

天気がよかったら、雪遊びでもしながら雪景色の写真でも撮りたかったんだけど、今回は断念。
それでも楽しい松本のあめ市を見て、雪を見ながらの気持ちよい温泉に入って、楽しいドライブになりました。

あけましておめでとうございます。

2011年01月02日 12時32分01秒 | 庭の話
新年あけましておめでとうございます。

昨日は強くて冷たい風が吹いてたけど、今日は穏やかでいい日になりました。
みなさん、どんなお正月をお過ごしですか。
私は特にお出かけもせず、家でのんびり過ごしています。

いつもなら、年末にその年1年間を振り返り、そして年始には1年の抱負なるものを自分なりに考え
ブログにも書いていたんたけど、どうも去年の年末はいろいろと時間にも心にも余裕がなくて
ゆっくり1年を振り返ることができませんでした。

去年1年は、とにかく仕事が忙しかったんですよね。
春に事務所の移転なんかもあって、私には体力的にも精神的にも負担が大きく、案の定 体調も崩しました。

私にとって、心のゆとりのバロメーターになるものが庭の草花や鉢植えたち。
心にゆとりがある時は、庭へもよく出て草花を眺めたり写真を撮ったりという時間が増えます。
それとは逆にゆとりがないと、水やりをするために庭へ出るだけになってしまいます。
そう思うと、去年は庭の写真が少ないのです。
やはり、心にゆとりがなかったんだと思います。

そんな自分を反省して、今日はさっそく一人庭へ出て写真を撮ってみました。
とはいえ、全然手入れもしてないし新しい鉢植えなども並べてないので淋しいものですけどね。

▼まず目に飛びこんできたのが、万両の実。



この万両、もう何年も前にヤマボウシの木の下に勝手に生えてきて「植え替えようかどうしようか」なんて
ブログにも書いていたもの。いつのことかなぁとブログをさかのぼってみたら、2005年の5月の話でした。
2005年5月5日ブログ参照
その時はまだちっちゃな芽でしたが、今ではずいぶん大きくなって(結局 植え替えはせずヤマボウシの下にあります)
毎年赤い実をたわわに実らせてくれるようになりました。

そしてそのヤマボウシ。
夏の終わりごろ、紅葉を待たずに枯れて早々葉っぱを落としてしまった後、何を思ったかいくつか新芽が出てきてんです。
それがそのまま大きくなって、今頃になってキレイに紅葉してるんですよ。不思議ですね。

▼澄んだ青空をバックに、しばし季節を忘れ紅葉を楽しむ。



▼唯一 春に向けて作った寄せ植え鉢のビオラも太陽の光を浴びて、元気。



▼いつの間にか咲いていたスイセンの花。芽を出していたことにすら気付いてなかった私。ごめんね。
 ヒメツルソバはいつ、どこから来たのか、すっかり我がもの顔で庭に居座って咲いています。



▼そして去年作った多肉クンの寄せ植えも、気持ち良さそうに日光浴。



やっぱり庭の草花はいいですね。眺めてるだけで穏やかな気持ちになります。
今年1年どんな年になるかはまだわからないけど、できるだけこの穏やかな気持ちを忘れずに、心に笑顔とゆとりを
持って、自分なりのペースで頑張っていきたいと思います。

2011年、今年もどうぞ変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます。