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4/24 コクーン歌舞伎 東海道四谷怪談 <南番>千秋楽

2006-04-24 21:55:27 | 舞台感想
2006年4月24日 コクーン歌舞伎 東海道四谷怪談<南番>千秋楽

演出:串田和美
出演:中村勘三郎/中村扇雀/中村橋之助
坂東弥十郎/中村七之助/片岡亀蔵/笹野高史・・・

最高でした。
もう、これ、今年のベスト5に入ります。決定だわ。
それくらいの興奮度。
さすが千秋楽っっっ!!!!!!


山手線や埼京線不通の為、30分遅れの開演。
13時のところが13時30分になりました。
そのため、10秒ほどの短さでしたがw、勘三郎さんの挨拶が。ラッキー☆
千秋楽という高揚感+開演が遅れるというハプニング・・・
非日常的な感覚が高まり、良い感じで開演。
30分遅らせた甲斐あり、ほとんど客席は埋まっていたように思います。

一幕は音楽以外さほど<北番>と変化がなかったです。
ただ、演じる役が(橋之助さんを除き)みんな違うので
役者さんによる変化を楽しめました。

<北番>で初四谷怪談だった経験浅い私は、
初めて見たとき話の筋があまり理解できていませんでしたw
2回目となる<南番>の一幕は、よい復習に。
だいぶ話の流れについていけるようになりました!成長成長♪

伊右衛門からは悪の色気を感じます。
お岩を虐げる様子は、本当に酷いんですが、
ってか、なんで蚊帳まで持ってくかなぁ~?売っても二束三文でしょ?
実はいい値で売れるのか?
・・・話がそれましたが、酷いんですが、色っぽくってかっこ良いんです。

前回<北番>を見た際、不満を述べてしまった
“薬を飲む場面”&“髪梳きの場面”は哀れさや怖さを感じることができ、大満足。
今日もちょっと笑いが起きたけど、今日の笑いは理解できました。
やっぱりおかしかったなぁ、私が見た<北番>の日は。

さてさて、怨念溜まった恐怖の二幕。
客席の至るところから響く叫び声。お岩様の亡霊や鼠が至るところから現れます。
私が座っていたのは、平場席の上手側だったので、
叫び声をあげるような出来事はあまりありませんでした。
伊右衛門が刀を振り回して通るぐらいかな。
なので、本気の叫び声が聞こえるたび、
不謹慎ではありますがw笑ってしまった、楽しくて。
いつどこに現れるかわからない、お岩様にドキドキさせられっぱなし!

伊右衛門の立ち回りはスピードがあり、新感線並!(笑)
切り倒した相手が、次々に川に落ち、水飛沫をあげます。
その演出に客席のボルテージは上がる一方。

順番おかしいですが、戸板返しや提灯抜けの仕掛けを知らない私は、
ただただ純粋に驚くことができました!
 どうなってるんだ!?!?戸板返し!!(笑)

二幕は本当に怒涛の展開で、飽きさせません。
与茂七(勘三郎)と伊右衛門(橋之助)の立ち回りがすごいのなんの。
展開的にツッコミどころ満載なのかもしれないけれど、
見ている側をあそこまで興奮させる舞台って、なかなかないです!
とにかく降り続く、雪、雪、雪。
その中で繰り広げられる立ち回り・・・最後は客席に水かけまくりw
楽しかったぁ・・・

2人の立ち回りが終わり、そのままカーテンコール。
こんなに客席が熱気に満ちるカーテンコールもなかなか、ない!!
2回目ぐらいからは、スタンディングオベーション。
バックミュージックで林檎チャンやら、
スイングガールズでおなじみのスイング・スイング・スイングが流れます♪
雪は舞台上にも客席にも土砂降り状態。
スイング・・・かかる中でもう一度2人が立ち回りを・・・
曲が違うだけで、スタイリッシュ!歌舞伎って素敵だ!(笑)
役者さん達は、次々と水に飛び込みはしゃいでいるし、テンション上がるっ。
扇雀さんも、着物で飛び込むし・・・大丈夫なんだろうかw

今、思い出しただけでも鳥肌が立つほどの熱気と盛り上がり。
全ては12年前コクーン歌舞伎が始まったおかげ。
串田さんも舞台に呼ばれ、案の定、水に突き落とされましたw

串田さんと勘三郎さんから
「北番をもう一度練り直して、次は上演する。」
「来年7月にNYへ持っていく。」
との挨拶。
どんどん持っていって、日本の“歌舞伎”の素晴らしさを世界中に広げちゃってw!

幕が閉まり熱気が残る客席で、しばらくぼーっとしてました。
お客さんがひいた頃、立ち上がり、積もった雪を友達と掛け合ったりしちゃいまして・・・
なんだか、あの場から離れることが名残惜しかった。

で、今日感じた興奮をアンケートに書き殴ってきましたw
コクーン歌舞伎のこの熱気を知っている、私らぐらいの世代の人は、
(自意識過剰は承知の上ですが)やっぱり少ないと思います。
観客としてこの熱気を伝えていける、誇りがあります、正直。

アンケートを友達と一生懸命書いてたら、最後の方になってしまいまして・・・
気がついたら、周りに人いなっ!!
・・・と、思ったら入り口付近に着物のおば様方に囲まれた串田さんを発見。
本当に感動していたので、その感動を直接串田さんに伝えたい衝動にかられました。
『ここは若さで突っ走れ!!』
ってことで、無謀にも串田さんに接近。
「めちゃくちゃ楽しかったです!!」とアホ丸出しで声をかけると、
串田さん自ら手を差し出し、熱い手でぎゅっと強く握手してくださいました。
さらに無謀にも「NY行きます!2人で!!」と、
半ば強制的に、自分達の感情を串田さんに伝えました。
たぶん、串田さんも喜んで、笑ってくださったんじゃないかと・・・思いたいw

舞台の余韻と串田さんの力強い握手の余韻が重なり、感極まって泣きそうでした。
↓↓一生忘れられないだろうな。

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