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5/8 團菊祭五月大歌舞伎<昼の部>

2006-05-09 12:07:23 | 舞台感想
2006年5月8日 團菊祭五月大歌舞伎<昼の部>@歌舞伎座

詳しい出演者→こちら

一、 江戸の夕映(えどのゆうばえ)

本田小六:海老蔵
おりき:菊之助
堂前大吉:松緑・・・

時代は慶応から明治へ・・・武士という存在が薄くなっていた時期なのかな。
いや、予想以上に面白い演目でした。

海老蔵さんの小六。
武士としての自分を通そうとし、死にきれなかった男の惨めさが
酒をあおる姿に見て取れました。
菊之助さんと松緑さんの二人は、すごく微笑ましい。
小六を思いつづける、お登勢を心配する様はすごく自然でした。

その時代を生きた人々の思いや、生活を垣間見れたような感じです。

[江戸の夕映]の夕映えですが、ちょっと赤すぎやしませんでしたかw?
でも夕日を背負って、小六とお登勢が再開する場面はベタですが、きます。
今のTVドラマだったら、すぐさま抱き合ってハッピーエンド。だけれど、
お登勢が去り状を返し、見詰め合うだけで終わるというのが、情緒がある!
二人が再会するまでは、じとじとと雨が降っていて再会するその時、
雨があがる・・・というのもありがち。(笑)でもOKですw


二、 雷船頭(かみなりせんどう)

船頭:松緑
雷:右近(尾上右近)

船頭と雷、人間と人間じゃない者のコミカルな舞踊。
見て楽しいものでした。


三、 歌舞伎十八番の内 外郎売(ういろううり)

外郎売 実は曽我五郎:團十郎
曽我十郎:梅玉
小林朝比奈:三津五郎
小林妹舞鶴:時蔵
工藤祐経:菊五郎・・・

市川團十郎さんの登場!
(おそらく)一階席から、幕見席まで、團十郎さんが出てきた瞬間、
一目でも早く彼の姿をみようと、みんながみんな背筋を伸ばしていたはずw
お客さんの期待を一身に受ける歌舞伎役者。
そんな役者さんの舞台を見ることができる。これだけで嬉しい。

早口の言い回しが見所、聴き所。
うん、楽しかった!台詞の早口、すごいです。
音楽聞いてるみたいでしたよ、リズムが良くって。

舞台上も豪華絢爛。着物ってやっぱり綺麗だ~


四、 権三と助十(ごんざとすけじゅう)

権三:菊五郎
助十:三津五郎
権三女房おかん:時蔵
助八:権十郎
家主六郎兵衛:左團次
小間物屋彦兵衛:田之助

喧嘩するほど仲が良い。
そのままの演目。権三と助十。権三とおかん。助十と助八。
いたるところで喧嘩してましたが、嫌な喧嘩じゃありません。
殺人犯を追い詰める、ちょっとした謎解きの物語。
ただ、その犯人の名前が“勘太郎"だったのが、私は気になった。
悪い奴として、色んな人に罵倒されます、勘太郎がw

彦兵衛は実は生きていたという、ちょっとしたどんでん返しも
嬉しく、芝居の中のスパイスに。

たしか、男女蔵さん(だったと思うんですが)餅つき役も
『こういう人が昔いたんだろうなぁ~』と思わせるリアルさ。

長屋の住人達の賑やかさとか、人と人との繋がり・・・
こういう教科書には載らない歴史も経て
今の自分たちの生活がある。そんなことも考えちゃいました。

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