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7/6 あわれ彼女は娼婦 初日 1回目

2006-07-07 00:35:21 | 舞台感想
2006年7月6日 あわれ彼女は娼婦 初日 1回目@シアターコクーン

作: ジョン・フォード
翻訳: 小田島雄志
演出: 蜷川幸雄
出演:三上博史・深津絵里・谷原章介・石田太郎・立石凉子・梅沢昌代   
高橋洋・月影瞳・戸井田稔・妹尾正文・鍛治直人・たかお鷹
   中丸新将・有川博・瑳川哲朗

綺麗過ぎてゾクっと鳥肌が立ってしまうような舞台。
ものすごく透明で薄いガラスの球が、落ちて、割れて赤く染まる・・・
みたいなそんなイメージ。
ジョヴァンニとアナベラがガラス球で。っていう。

ジョヴァンニとアナベラが互いの想いを打ち明けてから、
結ばれるまでに、特に繊細さを感じました。
ちょっとでも力が加わったら、すぐ壊れてしまいそうな雰囲気。
でも繊細・脆いからこそ尊くて美しい。
ってこともありますよね。
舞台自体も、一瞬一瞬演じられた瞬間から消えて行く。
だからこそ面白いっていうのがあるし。
ジョヴァンニとアナベラの二人は、そんな感じでした。

たしか蜷川演出で真田広之さんの『ハムレット』だったと思うんですが、
感情の揺れをカーテンに吹き付ける風で、強調する。みたいな演出があって、
それと近い・・・というかほぼ同じ演出が多々ありました。

舞台美術はどこかの劇場を模したものらしく、
その真田『ハムレット』と『間違いの喜劇』を足して2で割った風。
さらに天井から無数の赤い糸が張り巡らされていて、
血の繋がりをイメージさせます。
人が出入りできるところは、大体扉でしめるか、白いカーテンが揺れているかどちらか。

白いカーテンが使われるときは、照明も幻想的で、
違う世界に飛んでしまったようでした。

そうだそうだ、劇場内、いたるところにディズニーの美女と野獣ちっくな
ろうそくの照明がありました。
2幕冒頭、ソランゾとアナベラの結婚式の場面から、
ろうそくの照明が使われ始めたんじゃないかと思いますが、
客席にもろうそくがある。たったそれだけで、自分達もより近くで
結婚式を見ているような感覚になれたような気がします。

通路も結構使ってました。
バルコニー席だったんですが、ある意味役者さんを一番近くで見れるのが、
バルコニーの一番端席。
三上さんが通ると、香水の匂いがしました。
元々香水使う人なのかな、三上さん。
あとたいまつが通過すれば、火の匂いが。
舞台を見ていて嗅覚使うことってあまりないので、新鮮でした。
匂いまでカッコイイ三上博史。(笑)

痛い程に求め合うジョヴァンニとアナベラの二人のシーンのあとに現れる
まるで『メタルマクベス』元きよしのような、
高橋洋さんのお馬鹿っぷり満載の役に、かなり救われた部分がありました。
あれ、ホント元きよし以外の何者でもない。(笑)
彼のおかげでシリアスに落ち込み過ぎることなく、安心して前半を見ることができました。

三上さんは谷原さんと比べたら背は、そりゃ小さいんですが、存在感抜群。
彼が出てくると舞台がぎゅっと締まる感じ。
脆さ・繊細さ・美しさ・・・そういう雰囲気を痛いほど感じました。

深っちゃんは、やっぱ声が良いです!透き通ってて聞き取り易い。でも感情もこもってる。
見た目純真で真っ白なんだけれど、内側はジョヴァンニを求める情欲で燃えている。
二面性(って言っていいのかな)を見て取れました。

谷原さんは、若干台詞何言ってるかわからないところが。
でも、声といい、姿形といい、ソランゾに必要だと思われる貴族の雰囲気は出まくり。
アナベラに隠された事実を知り、狂気と正気の間で揺れる部分とか良かったです。

破滅に向かって行く男と女の美。破壊の美、かな?
近親相姦ではあったけれど、
でも自ら愛するアナベラを殺し、心臓を口にしてしまうほど、
ジョヴァンニは彼女のことを愛していたと思うと、ぐっと胸にくるものが・・・
赤一色の照明の中での殺戮は、綺麗。

カーテンコールは2回、かな?
捌けていく際、寄り添い合う三上さんと深津さんの姿が印象的でした。
ちょこっと会話を交わしたのか、深っちゃんが三上さんに対して頷いていたのが、
なんか良かった!『手応えあり』みたいなそんな風に見えましたよ♪
谷原さんは一人で大きくガッツポーズしてました。(笑)


真正面から全体を見たい舞台でした
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6 コメント

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始めまして☆ (ageha)
2006-07-07 23:46:09
私は29日に見に行きますすっごく楽しみでいろんな方の感想を見ていたのですが読ませていただいてますます楽しみになりました質問なんですがバルコニー席ってどの辺のことですか?初めてシアターコクーンにいくので教えてください
はじめまして! (なつ)
2006-07-08 00:42:45
>agehaさん

コメントありがとうございます!

実は、私も29日にまた見に行く予定です。笑



バルコニー席はちょっと見にくいんですが、

コクーンの座席表見てみてください★

http://210.150.126.198/shokai/cocoon/seat/indexf1.html

右側の四角に囲まれた部分が、1階のBR列バルコニー席。

逆がBL列バルコニー席になってます!

通路も使う演出なので、

BL側の階段から、かなりの役者サンが出入りしますよ!

29日、楽しみましょうね!!
ありがとうございました☆ (ageha)
2006-07-08 17:51:22
いろんな方の感想を読んで今から楽しみでドキドキしてますその前にテストやらなんやらあるんですが29日会えるといいですね私は1回しか見れないのでしかと目に焼き付けたいと思います(笑)
もう一つ… (ageha)
2006-07-08 18:14:39
今座席をチェックしたんですが中2階なので頭が見えるということでしょうか…なんか惜しいですでも舞台を見に行くたびに少しずつ近くなっていってるので次に期待したいです(笑)おじゃましました~
見えるはず! (なつ)
2006-07-10 15:07:35
>agehaさん

中2階は立ち見でしか見た事が無いんですが、

場所にもよりますが、横顔ぐらいだったら、余裕で見えると思いますよ!



私も1回1回を目に焼き付けるように、

観てこようと思ってます!!
ありがとうございます☆ (ageha)
2006-07-10 22:05:27
丁寧にありがとうございます今舞台のことを考えてばかりいちゃいけない状況なんですがついつい考えてしまいますこの状況を早く終わらせて早く舞台を見に行きたいですありがとうございました

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谷原章介 (芸能人・マスメディア名鑑)
1972年7月8日生まれ。身長183cm、血液型A型。神奈川県出身。神奈川県立港北高等学校卒業。メンズノンノの専属モデルから、映画「花より男子」の道明寺司役で俳優としてデビュー。現在ではハラショーなどの愛称でファンからは親しまれている。