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11/15 中村勘太郎・七之助 錦秋特別公演

2005-11-17 00:23:55 | 舞台感想
2005年11月15日 日本青年館大ホール

[蝶の道行]
小槇/中村七之助 助国/中村勘太郎 

[芸談]

[妹背山婦女庭訓]
お三輪/中村仲四郎 橘姫/中村仲之助 求女/澤村國久

[団子売]
お福/中村勘太郎 杵造/中村七之助

私のような全くの歌舞伎初心者でも楽しめる三演目。
どれも見ているだけでも面白い舞踊でした。

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[蝶の道行]
以前、たしか納涼歌舞伎の時に1度見たことがある演目。
冒頭、バッチリ蛍光色の大きな蝶の姿に驚き、
それから、だんだんと、私が夢の世界に旅立とうとしてしまった演目でした。
私が旅立ってどうする!いや、今回は旅立ちませんでした!

黒で上品な衣装→勘太郎(淡い水色)七之助(パステルなオレンジ)の衣装
→白の蝶をモチーフとした衣装。
と、衣装だけを見ても綺麗なのでとっても面白い。
兄弟だからなのか、なんなのか、二人の踊りがぴったり揃うところなどは
その揃い具合が見ている側としては、とてもスッキリして気持ちが良いです。

恋人同士の楽しそうな場面から、
地獄の責めに合いながらもお互いを求め合う場面への変化。
演出の違い、そして踊り方から見て取れる感情の違いで、
その変化を感じることができました。


[芸談]
勘太郎・七之助、黒のスーツで登場。
日テレ主催の公演なので、司会は日テレのアナウンサーさんでした。
楽屋に挨拶に行ったアナウンサーさんは、二人の上半身を見てしまったらしく(笑)
その適度な筋肉に驚いたそうです。
そんなこんなで筋肉話題が続くなか
お腹をつまみ、実は「軽くヤバイ(んです)」などとボケる勘太郎さんは、面白い。
軽い恋愛話や、これからの歌舞伎についてなど、
客席からの質問にも二人が真摯に答えていて、好感度UPでした。
勘太郎さんと七之助さんにうまいこと子供ができたら、
両花道を使って、5人で連獅子をしたい、と勘三郎さんと話しているそうです。
冗談抜きに見たいんじゃないの?これは。(笑)


[妹背山婦女庭訓]
お弟子さんたちのみの、演目です。
この公演の為に6月から稽古に励んでいたと、勘太郎さんがおしゃっていました。
國久さんの求女(もとめ)が色っぽくて、素敵でした。
仲四郎さんのお三輪、仲之助さんの橘姫は、所々目を奪われるような仕草は
あったものの、女方ではなく‘男’に見えてしまう時がありました。
これはなんでなんだろう?
ある種両性具有的で、独特な女方の美しさというのは、
子供の頃からの環境で培われていくものなんでしょうかね。

演目が終わり、友達が一言。
「橘姫、安達祐美に似てなかった?」

・・・私もそう思った。(笑)

桜姫を見に行った時にも同じようなことがあったので、二人して爆笑でした。
ちなみに桜姫のときは、板東弥十郎さんが途中から古田新太に見えました。(笑)


[団子売]
とにかく楽しい演目。
団子売の夫婦がお餅をつく様子をあらわした舞踊。
杵で餅をつくリズミカルな振り、出来上がったお餅を熱そうに触ってみたりと、
一つ一つが明るい動きで、思わず笑顔になれます。
同時にお団子食べたくなります。劇場で売ればいいのに。(笑)

お多福の面をつけてからの勘太郎さんの踊りに、八月の雨乞狐、巫女の姿を見ました。
踊りの切れ目の形が、ぴしっと決まっていてキレがいい!
ここ!っていう角度やタイミングを逃さずついてくるような・・・
こういう勘太郎さんの踊りを見ると、元気になる自分がいることに気がつきました。
なんかこう、見終わった後明るい気持ちになれる!
12月が更に楽しみになりました。

[カーテンコール]
‘カーテンコールはしないで、余韻に浸ってもらうのが歌舞伎の良さ’
というような事を、勘九郎さんの本で読んだ記憶があり、
拍手をし続けるべきなのか、潔く辞めるべきなのか、迷いつつ、
でも、もう一度二人の姿が見たいというミーハーな気持ちに負け、
結局拍手をし続けてしまいました。
演目に、特に団子売の勘太郎に感動したという気持ちも間違いなくあったけれど、
自分の気持ちを100%その感動が占めていたわけではないし、
そんな気持ちで、拍手を続けるのは逆に役者さんに悪い気がする。
舞台を見て感じたことに正直になって、
尚且つ、ミーハーさにも打ち勝たないといけないかな、なんて考えてました。

まあ、そんなことは私自身の問題なので、カーテンコールの様子も書いておきます。
だいぶ長い間拍手が続いたので、幕が開きました。
うやうやしく団子売の衣装のまま二人が出てきて、うやうやしくお辞儀。
お兄さんは腰が低くて、弟は見た目クールです。
二人は、しきりに下手側を気にし、手招き。
國久さんが浴衣姿で、戸惑いづつ、うやうやしく登場。

七之助「・・・二人はお風呂入っちゃってて(笑)」

客席も笑いに包まれ、ほのぼのムードで幕を閉じました。

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