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ロシアで学ぶ万年学生の越冬生活

日々思った事を、徒然なるままに書いていきます。

風邪再発

2009-10-13 21:31:29 | Weblog
先週末の疲れや季節の変わり目からなのか少し風邪っぽい。
幸い今日は授業を取っていないので大事に至らないように部屋で養生中。

本当ならばレーニン図書館とかдом книгиとかБиблио-Глобусで資料探しや購入をしたかったのだけれどそれはまた健康状態になったらにしよう。

喉の状態が思わしくなく、食事も昨日作ったスープにご飯を入れた半流動食。
まだこの状態なら薬を使用したくないのでビタミン剤だけ服用し様子見。

こちらのブログに到着時の出来事とか、その週末の恋愛文化摩擦の事件についてとかまだ書いていないので、記憶がまだはっきりしているうちに書き留めたいのだが、今日は非常に興味深い記事を発見してしまった。


『高学歴ワーキングプアとは何か』
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0910/04/news001.html


『余剰博士は無用の長物なのか』
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0910/11/news003.html


博士号や博士課程なんて自分の様な地方三流大学院生には全く無縁だし、進学する希望も今はないのだが、何やら他人事ではない気がしてならない。

就職内定も頂いた後で大学院受験に挑み合格を勝ち得ての進学だったのだが、当初は非常に悩みもしたし、家族からも反対された。

大学受験時のトラウマや後悔の念は長年消える事無かったが、その経験から自分が後悔しないように日々生活しようと気持ちを新たにするようになった。

今では大学院に進んだ事を良い判断だったと思える。
洞爺湖サミットでの通訳業。
国際交流事業での大学からの派遣通訳業。
そして、今回の国費留学。

今までの人生でこれほど恵まれ充実している日々を過ごせた記憶はない。
留学先の大学には日本国内の超一流大学の学生や院生ばかりで、環境で言ったら彼らと全く同じ状況で留学ができているのだ。

帰国後はこちらで得た知識や資料をもとに修士論文の執筆と就職活動が控えている。

就職活動の際に、大学新卒者とは年齢も離れているが、大学院に進学してから得た物を自己アピールして真摯に活動していきたいと思う。

年齢の差はあるけれど、企業側が必要としてくれれば良い。
その為に自分を売り込む修行を今はしている。

無駄な時間を過ごすか、充実した時間を過ごすかは本人の心掛けと覚悟次第。


博士課程には行かずに、修士で終わりにして早く社会に出たいものである。



国の法令変更や大学院設置基準の改定により、高学歴でより専門知識に精通している人材を育成しようとしたけれど、その受け皿の設置にまでは手が回っていなかった。結果として本来、博士課程に進むべき優秀な人材が進学に対して慎重になり、大学院に進むべきでない我々いい加減で不真面目な院生が増え、大学院での研究勉強レベルが下がっていると思うのは自虐的な見解なのだろうか。