3/11の大震災による福島原発の事故を受けて、水素爆発の日以来、忙しく過ごしていました。
関東の放射能汚染を深刻に受け止めて、東京在住の姉親子は長期避難してきてて、我が家と実家に身を寄せている状態です。
我が家の反原発ネツに再び火がつき、内閣府や電力会社や政治家、原子炉メーカーへの抗議電話や抗議メールや抗議の手紙など、個人でも出来るコトを日々やっているところです。チェルノブィリ原発事故以来、母たちがずっと反原発運動で訴えてきた恐怖が、現実のものとなってしまった今、未来ある幼い子供を抱えた子育て真っ最中の私は、絶望感でいっぱいでした。
姉達と知恵を出し合い個人行動を積み重ねている中、デモもやりたいという気もおきてきて、近県の福岡でのデモを知り、急遽駆けつけました。
一昨日の夜、パソコン検索でデモを知り、どうしよう…と思っていたら昨夜伯母から「私いきます」の連絡が。
じゃあ私も行く!と姉達に知らせると、私も・私も!と姉親子も母も行くことに。
九州電力本店前には、テントを張って座り込みの抗議活動をしている方たちもいて、今日はまずそこに行きました。
母の知り合いで、私も小さい頃カヌーに乗せてもらったことのある小坂さんというおじさんが、座り込み隊の一人でした。
デモに行くことを急に決めた為に準備が間に合わず、材料をもっていき現地でゼッケンや旗を作りました。
旗は、座り込みテント村にいた絵描きの様な人が描いてくれ、子ども達にも描いてもらって。
急ごしらえにしては中々ステキにできました。目も引くハタの写真は、また後日。。。
デモの歩調についていけない1歳の姪っ子と2歳のハー子は、当然抱っこでデモ行進。
ダンナが仕事でいけず、私が運転手だったので、結構ハードでした。
母も来てくれたので助かった。
とりあえず無事に帰ってきたので、簡単に報告まで。
5/8(日)にも福岡市中央区警固公園で反原発のデモがあるそうです。
放射能に国境はなく、ひとたび事故が起きれば、全世界が汚染されます。事故がなくても、年間1000トンもの放射性廃棄物が生み出されるのに、その処理方法は未だ確立されていない。今現在は、暫定処分地と暫定処分方法しか決まっていないのです。
放射性廃棄物は50年冷却した後に、何十万年も管理し続けなくてはならない。
私達の寿命を遥かに超える核のゴミ。これからも生み出し続けるなんて、とんでもない!!!
原発事故は、地元住民だけの問題ではなく、全ての人間が事故の当事者だと思う。
誰かが止めてくれるのを待っていたら、国の政策は変えられない。
一人一人が、自分に出来ることから意思表明していかなくちゃいけないって感じました。
チェルノブイリの時は、子供だった私も、今は大人になり、責任がある。子ども達を守る責任が。
そんな思いで、デモや抗議行動をやっています。