前回は12月6日に、こう書いたように好調。
『 戸外の走り方を、ストライドを伸ばすようにちょっと変えた。ピッチ150弱で、ストライド86㎝から5センチほど伸ばす感じに。するとやはり脚に負担が来て、右足首に違和感が生じている。この工夫、努力の分、同じ速度での心拍数が下がってきて、今はこんな状況だ。時速9キロでも心拍数140ほど、10キロでも150ちょっとになった。これだと、脚の違和感さえなくなればマシンラン30分×2回で9・5キロほどまでいくはずだ。違和感そのものは、ストライドを伸ばす練習を押さえればどんどん引いていくから、本番ではピッチ160ほどとストライドを狭くすれば良いだけのこと。この9・5キロという記録だと、去年の春にまで戻ったということになる。前立腺癌の治療前まで戻ったという意味だ。当面、この9・5キロを目差してみよう』
ところがところが、上の文中この部分が意外と長引いて、深刻と分かってきた。
『(ストライドを伸ばしたことによって)脚に負担が来て、右足首に違和感が生じている』
この違和感が軽い痛みになって、なかなか完治というように退いていかない。走れないほどの痛みはないのだが。そこで愛用の「ランニング故障本」を詳しく調べたら、こんな病名が付き、僕には少々根の深いものらしい。
『足関節外側靱帯損傷』という外クルブシの痛み、中でもその前側靱帯を軽く痛めたようだ
O脚の僕に、年齢による筋力低下が加わって起こる故障のようだ。何よりも、76歳の我が身も省みずフォームを変えたこと、特にストライドを5㎝も伸ばすなどとは、無謀すぎたということだろう。ちなみに、こんな無謀をやったというのが自分でも今は笑えてくるが、年寄りの愚か過ぎる判断ミスである。
筋力低下は2箇所あって、直接の原因は右足爪先遣い関連の筋肉。今一つ、左右大臀筋(の外側)が弱っていることにも関係していると、気付いた。
そこで、懸命な筋肉補強運動に励んでいるというわけだ。右爪先立ちと、O脚から来る左右大臀筋外側のストレッチや強化に留意した階段上りなどをやっている。
今考えてみれば、12月4日に好調感のままに時速10キロを走ったのは、完全なやり過ぎ。今の僕にとってこの速度での心拍数が150ちょっとなどというのは、そういうことなのである。その無理が、僕が気付かなかった筋力低下という弱点にしわ寄せされたということ。まーまた、こつこつと復活を図るさというようにやっている。
なお、最近の僕が愛読してきたランニング故障本というのを紹介しておこう。何の利害関係があるわけでもないが、最近の僕には良い相談相手になっているものだ。運動生理学者、整形外科医、スポーツ医、理学療法士などなどが監修に当たっている守備範囲が広い、読みやすくかつ分かりやすい本と読んできた。
『ランニングトラブル解決Book』
枻出版社(えいしゅっぱんしゃ)から2014年3月10日発行、1200円
『 戸外の走り方を、ストライドを伸ばすようにちょっと変えた。ピッチ150弱で、ストライド86㎝から5センチほど伸ばす感じに。するとやはり脚に負担が来て、右足首に違和感が生じている。この工夫、努力の分、同じ速度での心拍数が下がってきて、今はこんな状況だ。時速9キロでも心拍数140ほど、10キロでも150ちょっとになった。これだと、脚の違和感さえなくなればマシンラン30分×2回で9・5キロほどまでいくはずだ。違和感そのものは、ストライドを伸ばす練習を押さえればどんどん引いていくから、本番ではピッチ160ほどとストライドを狭くすれば良いだけのこと。この9・5キロという記録だと、去年の春にまで戻ったということになる。前立腺癌の治療前まで戻ったという意味だ。当面、この9・5キロを目差してみよう』
ところがところが、上の文中この部分が意外と長引いて、深刻と分かってきた。
『(ストライドを伸ばしたことによって)脚に負担が来て、右足首に違和感が生じている』
この違和感が軽い痛みになって、なかなか完治というように退いていかない。走れないほどの痛みはないのだが。そこで愛用の「ランニング故障本」を詳しく調べたら、こんな病名が付き、僕には少々根の深いものらしい。
『足関節外側靱帯損傷』という外クルブシの痛み、中でもその前側靱帯を軽く痛めたようだ
O脚の僕に、年齢による筋力低下が加わって起こる故障のようだ。何よりも、76歳の我が身も省みずフォームを変えたこと、特にストライドを5㎝も伸ばすなどとは、無謀すぎたということだろう。ちなみに、こんな無謀をやったというのが自分でも今は笑えてくるが、年寄りの愚か過ぎる判断ミスである。
筋力低下は2箇所あって、直接の原因は右足爪先遣い関連の筋肉。今一つ、左右大臀筋(の外側)が弱っていることにも関係していると、気付いた。
そこで、懸命な筋肉補強運動に励んでいるというわけだ。右爪先立ちと、O脚から来る左右大臀筋外側のストレッチや強化に留意した階段上りなどをやっている。
今考えてみれば、12月4日に好調感のままに時速10キロを走ったのは、完全なやり過ぎ。今の僕にとってこの速度での心拍数が150ちょっとなどというのは、そういうことなのである。その無理が、僕が気付かなかった筋力低下という弱点にしわ寄せされたということ。まーまた、こつこつと復活を図るさというようにやっている。
なお、最近の僕が愛読してきたランニング故障本というのを紹介しておこう。何の利害関係があるわけでもないが、最近の僕には良い相談相手になっているものだ。運動生理学者、整形外科医、スポーツ医、理学療法士などなどが監修に当たっている守備範囲が広い、読みやすくかつ分かりやすい本と読んできた。
『ランニングトラブル解決Book』
枻出版社(えいしゅっぱんしゃ)から2014年3月10日発行、1200円
家の18段の階段を140往復したのである。真ん中には、二段上がり、三段上がり(歩き)も入れてのこと。運動強度を顕す心拍数にすると、普通のゆっくりした上下で120弱、最も激しい時で140ちょっと。前者は速歩き、後者は時速8・5キロランほどの心拍数に当たる。このように、階段往復はランと違って心拍数調節が出来る点が便利なのだが、全体としてはいつもよりも緩い調子でやったから約1時間かかった。
そして本日、どれだけ疲労なり、ひょっとして痛みが残るかなどと気になっていたが、何ともない。疲労さえほとんど残っていなかった。
これで十分、様子を見ながらだが走ることが出来る。俺の故障快復力、まだまだ大丈夫だと、そんな自信もちょっと・・・。
昨日も92センチと、ストライドを90センチ以上に伸ばしたから、弱い部分に疲労が貯まったのだろう。ちょっと右爪先を強化すれば、対策できるものと判断した。つまり、ストライドを85センチから95センチほどに伸ばす目処が付いたのだろうと。もちろん、無理をしてはいけないが・・・。つまり、痛みが続くという意味で難しければ、いつでもストライド85センチに戻す心積もりももちながらのこと。