そもそも何故戦争が起こるか?双方に悲惨な結末が用意されるのが分かっていても戦争が起こるのは何故なのか?
これを考える必要がある。
戦争の動機は概ね次の2つに別れる。①機会を動機とした戦争。②脆弱性を動機とした戦争。①は今このタイミングで戦争をやれば欲しいものが手に入るという動機から始まる戦争で領土問題等に絡む戦争がこれ。②はこの先今の状態が保証されるかどうか分からない、恐怖や不安からくる戦争。今回の米朝はこれになる。アメリカは北朝鮮の核ミサイルにより将来の不安を覚え、北朝鮮は体制が維持出来るのか不安を覚え、双方の恐怖や不安から危機が生まれる。
脆弱性を動機とした戦争には外敵への恐怖や不安以外に、国の内部崩壊への不安から逆転を狙い外に打って出る場合もある。
ではこの①②が極力起こらないように何を考えなければいけないか。共通して言えるのはとにかく会話が成立するチャンネルを持つこと。経済関係は必ずしも効果があるとは言えない。特に脆弱性を動機とした戦争にはさほど効果は発揮されない。代表的なのは第一次世界大戦 。ではこれまでの戦争に関してどんな形であれば会話が成立したのかと言えば互いが一定レベルの軍事力を背景とした形が会話は成立する。互いが被害を想定しやすいので会話は成り立つ。勿論今回のように間に入る国があれば会話は成立するが、その場合も間に入る国にも一定レベルの軍事力があるのが望ましい。但しこれも不調に終わる時もある。
他にも戦争の動機になる要素はあるが大きくは人間の欲望や恐怖、不安を背景にした処が過去から現在至るまでの戦争の動機になる。
となれば会話のチャンネルと軍事力は戦争の動機にも戦争回避の手段にもなる。
これを考える必要がある。
戦争の動機は概ね次の2つに別れる。①機会を動機とした戦争。②脆弱性を動機とした戦争。①は今このタイミングで戦争をやれば欲しいものが手に入るという動機から始まる戦争で領土問題等に絡む戦争がこれ。②はこの先今の状態が保証されるかどうか分からない、恐怖や不安からくる戦争。今回の米朝はこれになる。アメリカは北朝鮮の核ミサイルにより将来の不安を覚え、北朝鮮は体制が維持出来るのか不安を覚え、双方の恐怖や不安から危機が生まれる。
脆弱性を動機とした戦争には外敵への恐怖や不安以外に、国の内部崩壊への不安から逆転を狙い外に打って出る場合もある。
ではこの①②が極力起こらないように何を考えなければいけないか。共通して言えるのはとにかく会話が成立するチャンネルを持つこと。経済関係は必ずしも効果があるとは言えない。特に脆弱性を動機とした戦争にはさほど効果は発揮されない。代表的なのは第一次世界大戦 。ではこれまでの戦争に関してどんな形であれば会話が成立したのかと言えば互いが一定レベルの軍事力を背景とした形が会話は成立する。互いが被害を想定しやすいので会話は成り立つ。勿論今回のように間に入る国があれば会話は成立するが、その場合も間に入る国にも一定レベルの軍事力があるのが望ましい。但しこれも不調に終わる時もある。
他にも戦争の動機になる要素はあるが大きくは人間の欲望や恐怖、不安を背景にした処が過去から現在至るまでの戦争の動機になる。
となれば会話のチャンネルと軍事力は戦争の動機にも戦争回避の手段にもなる。
難しいかどうかは分からないけどね。でもこういう角度から考えないと辿り着かない話もある。理想論は理想論としていいがそれを現実に落とし込めるかどうかは又別の話だから。そこで無理が生じてぐだぐだになるんじゃない?
概ね二種類に分けた戦争の動機も共通して横たわっているのは人間の感情。
強大な権力を持つ国家のトップ(例えば正恩)の感情で決定される場合もあれば、国民全体の感情の流れで行くところまで行くこともある。
それを現実的に押さえる事が出来るのは軍事力と対話になるな。どちらかひとつでは無理。
そして戦争の動機自体を押さえようと考えるのは、それは更に現実離れした話になる。
ほぼ自己満足の世界になるね。
回避の手段は軍事力と対話。
しかし、S国とB国トップ同士の対話が合わない。
例えば冷静なS国トップの話にB国トップは好戦的態度で臨む。問題解決の糸口が見えなくなる。しかし、トップ同士まだ感情ぶつける事が出来るが双方の国の国民はどうだろう。
流れてくる情報で感情が左右される。不安、恐怖、怒り等が増幅される。S国のトップが冷静な対話努力を続けてもS国の国民感情が同じかどうかは分からない。場合によっては世論の圧力が高まり冷静な対話を止めることもあれば、世論によってトップが好戦的な人間に交替することもある。
これはB国についても同じ。いつまでも好戦的姿勢を変えないトップに国民が見切りをつける場合もある。しかし、仮にB国がトップによる独裁体制ならばどうだろう。B国国民は不安や恐怖のあまり国民感情はあきらめに近いものになる。
こうして、機会を動機とした戦争や脆弱性を動機とした戦争が起こる可能性が増大していく。
こうなると後は仲介国が入るか入らないか?そういう話になってくるが、いずれにしても好戦的な姿勢を崩さなければ仲介国も無駄に終わるんだよね。
そう考えると、北朝鮮は正恩のようなトップがいる限り、見通しは暗いんだよね。
アメリカの望みは核を放棄させること。
お互いに、信頼できないと交渉は成立しない。
この保証は誰からも与えられないが、、
米中がこれを保証すれば実現の可能性は高い
日本はこれを推進するという外交が良いと思うが
安倍さんには出来ないかも・・・
日本は独立国というプライドがないとね。
NHKなどによると、宋大使は17日、平壌で取材中の日本メディアを集めて記者会見を開き、上記のように警告するとともに、対北朝鮮制裁を解除するよう日本に対し遠回しに要請した。
宋大使は会見で、安倍晋三首相が先週、北朝鮮が猛毒サリンをミサイルの弾頭に付ける可能性があると発言したことについて強く非難し「韓半島で戦争が起きれば、日本が最も大きな被害を受けるだろう」と強調した。
一方、宋大使は米国について「トランプ政権がわれわれ(北朝鮮)に少しでも手をかければ、火花が飛び交う程度ではなく、全面戦になる。戦争が起きれば最初に被害を受けるのは日本だ」と警告した。
北朝鮮は核に関して既に長期間国連や6カ国会議を無視し続けた。今回、一旦中止しても結局いつものように再開すれば又同じことの繰り返しになる。
だから今回は従来とはかなり違う圧力に変わった。対話よりも軍事力に比重を置いた。軍事力に比重を置いた圧力ならば日本は淡々とするだけ。下手に動けばマイナスになる。アメリカと中国、ロシアで道筋を作ればいい。
仮に戦いが始まれば当然日本にも戦火は降りかかるが北朝鮮が脅すほどの被害は想定しづらい。アメリカが攻撃する中、忘れてはいけないのは中国も北朝鮮を叩くということ。攻撃的軍事力を持たない日本は防衛に専念するだけ。誰が総理でも同じ。
又、被害を最も受けるのは日本よりも韓国になるだろうね。
日本に脅しを掛けるというのは日本の世論が一番動かしやすいと思われてるかも知れないな。
まあ開戦の確率は中国の圧力で徐々に減っているが、仮に開戦になれば、それはイコール中国の圧力の失敗を意味するので、この前書いたように制圧後の主導権を絶対に握る必要がある中国が地上から人民解放軍が雪崩れ込むだろうね。そうしないと米中関係に影響が出るので。
米軍基地は攻撃すべき第一目標じゃない?
複数のミサイルが飛んできて、
全部を打ち落とせないのは明白らしいですよ。