九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

対米自立外交が始まった?   文科系

2019年09月18日 13時20分27秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 最近、標記のような政権の外交活動がちらほら発生していると見てきたが、対イラン外交については大きなことがいくつか起こっている。こんなことが二つ続いたからだ。

 一つは、イランに対して(戦争)有志国を世界的・大々的に募ってきたアメリカに対して、安倍政権が独自行動を取ると応えたこと。ただし、これには、こんな代案も出ていてまだまだ要警戒なのだが。ペルシャ湾入り口ではなく、紅海入り口のアデン湾に自衛隊を出す案も検討している、と。イランから観れば、今時のこれも、対米同調に見えるはずだから、決して良いこととは思えないけれど。
 第二の、対米独自行動は、イラン問題でさらに前進して、アメリカに対してあえて反論を表明してみせたことが挙げられる。世界の一斉石油値上げにつながったサウジ石油施設炎上を起こした大々的無人飛行機攻撃に関して、アメリカの言い分「イランがやった」に疑義を唱えたのである。
『(イランではなく、イエメンのフーシ派の犯行という)その可能性が強いと思っている。フーシ派は声明を出している』(河野外相)
『中東情勢の緩和に向けて議論する』とは、今月下旬の国連総会でイラン・ロウハニ大統領と会談すると発表したその内容を、安倍首相が明らかにした言葉である。イランが、「制裁強化の中での会談など無意味だ」として米との対談を拒否しているだけに、日本国首相のこの姿勢は久々の国連(の下での)平和貢献、となれば良いのだが? 世界第三の経済大国の現首相にそんな力があれば、世界もよほど平和になるのだが、などと考え込んでいた。

 目前の世界に向けて様々な形で必然と思われる米中衝突についても、その最前線である日本の立場は極めて重要。世界平和へのその独自役割発揮のチャンスと思われるだけに、この国連レベル外交の行方を、期待は薄いにしても目を皿にして注目していたい。ここで中国に貸しを作っておく形になれば、その将来的意味は限りなく大きいと思う。来年には、習近平氏の訪日もあることだし。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小説 祐介のワールドカップ... | トップ | 世界サッカーがクロップ中心... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。