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ハリルジャパン(143)日本サッカー、世界的現段階 ③  文科系

2017年12月02日 | スポーツ
 今回は、昨年のクラブワールドカップにおける鹿島の準優勝を取り上げたい。これはアジア勢では初の快挙である。

『 Jリーグの鹿島アントラーズが、世界各大陸チャンピオンクラブ大会(クラブワールドカップ)で歴史的1勝を挙げた。アジア代表がどうしても崩せなかった西欧、南米の一角、南米チャンピオン、コロンビア・メデジン市のアトレティコ・ナシオナルを3対0で破って、この両地域以外から決勝戦に進んだチーム、国に仲間入りした。
 去年の広島がやはり、南米代表のアルゼンチンはリーベル・プレート相手に優勢だったのに0対1で惜敗するまで、次第に「勝てるかも知れない」と思い始めてきた僕だったから、ついにという感じだ。
 前半は、準々決勝のアフリカ代表戦と同じで、明らかに押されていた。相手は脚も速いなど身体能力も個人技術も高く、そもそもシュート力が凄くって、正にゴールに向かってダイレクトなサッカー。対する鹿島の特長は、組織的守備の一語に尽きる。ゴール前が特に堅かったし、中盤などでも組織的ボール奪取力が光ったので、メデジンは中盤のボール回しなどで焦り始めていたように見えた。その焦りが単調な攻撃・特にシュートを生んだのではなかったか。凄いシュート力だが、攻撃にもう一工夫必要だという感じがしたもの。33分のPK得点は、敵ゴール前でDFの1人がマークした日本選手について行けず反則を犯したことによってもたらされたもの。PK場面からはちょっと遅れてのビデオによるPK判定と、とても興味深いシーンを観られた。

 後半もメデジンが攻めたが、攻め疲れという感じから後半20分過ぎの僕のノートにはこう書いてある。
「メデジンに疲れも出て来たのか、ゴール前のボール受け走りが少なくなるなど、得点への組織的意欲が減ってきた?」
 後はもう、攻め焦る敵に、鹿島のカウンターだけというサッカーでは良くある場面の連続だ。鹿島のカウンターに敵が振り切られている感じが増えて、38分には2対0、直後に3対0。まー、あれだけ攻めて得点できなければ、そりゃ疲れるだろうというゲームになった。ただ、勝った鹿島だが、準決勝のアフリカ代表戦でも前半は確かシュートはゼロで敵シュートは無数に浴びていた。「守備組織」に自信があって「守備から入って、相手攻撃がよく見えるチーム」と評することもできるはずだ。一つの面白い戦い方を築き上げたなという感じがした。

「組織能力対個人能力」、サッカーでは特にある対戦をこう評することが多いが、まさにそんな闘いだった。個人の技術技能、体力などの劣位を、組織力でカバー出来たという典型的なゲームということだろう。』(2016年12月15日の当ブログ、拙エントリーから)

 なお、レアルとの決勝戦は、短いがこんな評になった。
『レアルとのゲームはやはり、メデジンとのゲームと同様に「組織的守備」が光った。前回にもこう書かせて頂いたところだ。
「守備から入り、相手攻撃がよく見えるチーム」、一つの面白い戦い方を築き上げたなという感じだ。
 レアルの鹿島評も、こういうもの。
「守備がよい。攻守の切り替えも早い。本当によく走る」

 この走りが落ちてきた時に負けたのである。柴崎がそう語っているが、逆に言えば90分走り回されたから、延長戦に入って走れなくなった時に失点と、そんなゲームだったのだ。メデジンにしても、世界最高の個人を集めたレアルにしても、個人能力でいえば数段上のチーム。それを、組織の見事さ、特に組織的走りで対等に戦ったという典型的なゲームと言えよう。この1勝と「90分は同点」との2ゲームは、アジアにとって限りない自信になるはずであって、今後の世界戦がますます楽しみになったと言える。』(2016年12月22日のエントリーから)

 なお、以上の闘いに臨むに当たって、鹿島の方針はこう言うものだったと、石井監督は語っている。
『自分たちからボールを奪いに行く守備の形や、攻撃では相手陣内で自分たちがボールを動かす時間を長くすることです』
『まずは相手の攻撃力を削ぐことと、自分たちがボールを持ったときに、しっかり相手陣内で動かしてスキを狙って攻撃することがポイントだと考えました』


(あと2回続く)
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1 コメント

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初戦、コロムビア (文科系)
2017-12-02 10:12:26
 W杯初戦が、またもコロンビア! 日本は断然有利というその訳が、このエントリー文。

 エントリー文の通りに、去年12月世界クラブワールドカップで鹿島が南米チャンピオン、コロンビア・メデジン市のアトレティコを3対0で負かしている。日本代表にとってこの心理的影響は極めて大きいと愚考する。普通なら、「格上である」とか、「苦手な南米だ」、「個人技が凄い」などなど、凄まじい心理的圧迫感が吹っ飛んでしまうのだから。

 因みに、鹿島にしたらこんな感じだろう。
「代表諸君、勝ちなさいよ。俺らはあの国の代表クラブに勝ったぞ! 3対0でな! 作戦は、この上に書いたようにな。どうせ、国代表はアトレチコよりももっと連携が悪いだろうから、守れないわけがない」

 ポーランド相手なら、槙野、長澤、遠藤に活躍して貰おう。レパンドフスキーのFWとしての総合力は凄いが、ACLでフッキとオスカル二人を押さえた彼らなら、なんとかしてくれるはずだ。二人とも欧州を席巻した選手である。

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