九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

中央日報より    らくせき

2015年03月25日 14時21分33秒 | Weblog
現代版「日本通信使」が日本の相島から対馬を経て釜山(プサン)、そしてソウルまで訪問した。日本の大学生で構成された「全国学生連帯機構」のことだ。自分たちを自称「日本の未来のオピニオンリーダー」と主張するこの大学生達は韓日関係が悪化の局面にあるこの頃、韓国を訪問して未来の韓日関係について論じたいと思っていた。ちょうど韓日国交正常化50周年である年であった。

韓国訪問前、彼らはソウル大学国際大学院日本研究所所長のパク・チョルヒ教授にこのようにEメールを送った。「韓国訪問を計画しています。そのうち1日はソウル大学に訪問して韓国の大学生と虚心坦壊に対話してみたいです。」そして今月19日、「日本通信使」はソウル大学に到着した。韓国と日本、両国の大学生が机に向かい合って座った。話題は断然過去の問題であった。

「率直に言うと、なぜ韓国や中国が度々過去の歴史云々言うのか分からない。そのような問題は当時、世界のどこの国にでもあった問題ではないのか」(日本)

「現在の韓日関係が正常化するには過去の歴史に対する明確な理解とそれにともなう謝罪が必要だと思う。君は韓国の歴史についてどれくらい知っているのか」(韓国)

両国の大学生の意見はしばしば対立した。対話は英語でなされた。しかし、雰囲気が激昂するとあちこちで日本語と韓国語が飛び出した。複雑微妙な表情が行き交った。それでもお互いの違いをすぐに認めた。

「もっとしっかり歴史を学ぶべき。そうでなければこの対話は終わらないだろう。事実、お互いの国についてあまりにも知らない」(韓国)

「そう思う。私たちは韓国・中国を一緒に考えるばかりで、分けて考えていなかったようだ」(日本)

彼らは激しく争いながらもこの日、韓日関係の新しい突破口を発見したようだと口をそろえた。全国学生連帯機構の代表である徳本進之介氏(22)は「韓国・日本関係がとても悪化している状況だが今回の訪問を契機にやはり疎通が一番重要だということを悟った」とし、「時代と国境を越える韓日交流がもっと多く行われれば良い」と話した。
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ハリルジャパン(4)失点場面に、世界水準の指摘  文科系

2015年03月25日 14時00分04秒 | 文芸作品
 昨日の代表動向でスポーツ報知にこんな記事があったので、抜粋する。

『画面に映し出されたのは、苦い記憶の数々。失点シーンを流しながら、ハリルホジッチ監督は課題を列挙した。「寄せるレベルがまだまだ、寄せられていない」「マークを簡単に外している」「簡単にボールを奪われる。失点はそういうところから生まれている」「自信がなさそうにプレーしている」―。ダメ出しの言葉は辛辣(しんらつ)だった。
 午前中に行われたミーティング。新指揮官は昨年6月のブラジルW杯3戦や1月のアジア杯など過去の代表戦などを編集した約1時間の映像を用意した。サイドを崩され、クロスへの寄せも甘く2失点したコートジボワール戦、後半25分以降は運動量が低下したコロンビア戦―。「この短い期間で僕たちの問題点をしっかり捉えていることは正直、驚いた」とMF長谷部。過去の戦いを厳しく総括し、日本の弱点を代表戦士に突きつけた』

『「監督は世界で戦う上で、最低限のラインを言っていると思う」とFW岡崎。初の本格練習となったこの日は、守備をクローズアップ。パス回しの技術や機動力など日本の良さは否定しないが、第一に取りかかったのは、守備のセオリーなど世界基準に達しない欠点の矯正だった』

『ミーティング中、指揮官は選手にこう語りかけたという。「批判するために見せるのではない。君たちのクオリティーは分かっている。できるのにできていないから見せるんだ」。サムライブルーの潜在能力を引き出すべく、厳しく、耳の痛い要求もいとわない。』

 これに対する選手たちの声は、
岡崎 僕が理解してきた日本の欠点と一緒。偶然以前から見つめてきた監督だったのだが、流石。
吉田 僕もこの間の失点画面を何度も見たが、全く同じ考え方だった。
内田 彼が強調したことは、ブンデスやチャンピオンズリーグでは当たり前のこと。これが、我々とのとの差なんだと思う。この分かっていることを今後どれだけ詰めていけるかという問題だ。
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亜インフラ銀行と、情けない日本  文科系

2015年03月25日 11時47分56秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 英独仏伊に続いて、スイス、オランダ、ルクセンブルグ、ニュージーランドが入った中露肝いりのアジア・インフラ開発銀行。今度はカナダが入ったようだ。そしたら、アメリカのオバマ大統領までが早くも、「世銀、アジア開発銀行と協力協同で行きましょう」と半分白旗を揚げたエールを送ったではないか。これには、とにかく驚いた。従来国連のこの二つの機関がいかに中小国に人気がなかったかを自覚しているような言動に見えたのである。

 これに対して、中韓ヘイトスピーチの手前、その意地なのかどうか、世界一の大バカは誰あろう我が安倍政権とその取り巻きマスコミなどだ。23日夜にある民放特集番組を僕としては本当に珍しく全部観たが、その内容の酷いことったら無かった。あんなのを観たら、よほどの人でもコロッと騙されるだろう。
 亜インフラ銀行解説を特集したBSフジ「プライムニュース」なのだが、最初からこの機関を嘲笑するような態度で始まったのである。特に酷かったのが、司会の狐目・太った赤ら顔と、3人の有識者の内の榊原英資。初めに、こんなことを言う。
『従来中国という一国家がやっていたODA機関(他国家支援機関)みたいなもんだよ。責任者も財務の人だし』
 この言葉から始まって、番組冒頭にはこんな調子が続いていく。

『中国流の事務のいい加減さなどが出るに決まってる。きちんと動くのは、ずっと先の話』
『基金1000億ドルの内、中国だけで500でしょ?西欧諸国は商売上のおつきあい程度だよ。他が金も出すのかどうかとかね』
『人民元の国際化なんて狙いの実現はまだまだ。40年も先の話だよ』
 などなどと、嘲笑いを交えて語るのである。アジア開発銀行の歴代総裁国・日本(旧大蔵省)のメンツ丸潰れという、そんな憎しみをみなが感じたことだろう。

 たまりかねたか、もう一人の有識者・自民党財政金融部会副会長とやらが、前後関係なしにまとめるとこんな反論をしていたと言える。
『(榊原が言うように)中国財政部の出先機関のようなものではありません。財務出身と言ってもこの中国責任者は財政ならぬ金融の専門家ですし、リーマン以降イギリス・シティー(金融街)が人民元を非常に重視しだしたそのイギリスの動きとも連動しているのです。『ブレトンウッズ体制を変える「勢い」』も中国にはありますし、そもそもこの動きの始まりを振り返れば、こういうものだったんだと思う。90年代アジア通貨危機の後始末論議で日本が出した宮沢構想に中国が強力に賛成、連動したことがあったが、アメリカの反対で日本政府が折れてしまった。あの失敗こそ、今回のアジアインフラ銀行構想の出発点なんですよ』
 この旧大蔵省出身若手議員の最後の言葉は、僕にはこう聞こえたものだ。
『あの時大蔵省などが頑張って、アメリカに折れず宮沢構想を通していれば、この屈辱はなかったはずだ。それどころか、アジアの皆が当時の日本にあれを懇願しに来たのだから、各国に大きな恩を売ることさえもが出来て、今の中国にも遙かに多く物が言えたことだろう』
 この自民党国会議員は財務省官僚出身の30代かとも見える若手で、小林鷹之という。職場の先輩官僚である榊原によくこんな昔話まで上げて楯突けたもので、後半の榊原がちらちらと彼の目を見ながら、大人しくなっていたと感じたほどだ。

 さて、榊原やニュース編集部のこれへの対応、態度は、日本のメンツ丸出しというだけ。「アジア開発銀行歴代総裁国が、中国に出し抜かれた」という気分だけなのだろう。この過小評価しすぎでさえもが、従来の反中態度の延長を変えられないポーズだけなのではないかとさえ思えたものだ。
 経済大国へと世界に羽ばたいていく国の勢いというものは、そこに数々の壁、問題があるにせよ急加速度が常だ。世界実体経済景気が恐慌状態に近いとはいえ、なんせ中国に替われる国がないのだから。日本人としては、戦後60~70年代の自らを顧みたらよいのである。当時の日本同様に、環境(四日市公害)、エネルギー(石油、「原子力」?)、人材(理工系超偏重)などなど数々の問題がある国だが、これを乗り越えていくエネルギーはあるはずなのだ。当面肝心になってくるであろう内需拡大課題でも、日本よりもはるかに有利な状況にあると観ることが出来るし。アベ内閣がいくら「賃金上げて」と叫んでみたところで、会社人間・ムラ社会日本人は、中国以上にそんなことが出来るわけがないのである。
 これら中国の将来動向観測は、中国好き嫌いとか、是非論とかの問題ではなく、将来事実に関わる問題なのである。 

 対する日本経済、社会はもう、かってのような公正ささえ存在していないのだから、人々の真のエネルギーなど出てくる訳もない。公民がいなくって、会社人、ムラ人間ばかりになってしまった。そもそも、公民視点の論議さえできない国になっている。このことは、日本マスコミの旗艦・NHK現会長が最もよく示しているではないか。「近代」すら経ていないと見えるあの化け物はどうだ! しかも、あれこそ日本経済人の顔なのだそうだ。こんな国に誰が献身的なエネルギーを出せるというのか。こういう新自由主義経済30年ほどの産物、その後世へのツケは、限りなく大きいと思う。

 競争社会とは、自己利益だけを信じる社会を作り上げようとしてきたこと。まさに、そんな国に成り果ててしまった。日本の支配者たちが特にいけない。NHK化け物会長の他にも「八紘一宇女性議員」、「補助団体から献金を貰って恥じない国会議員たち」。外務省僚たちはアメリカに内通してきたとウィキリークスに暴露されたのだし、政財官界人の誰1人もフクシマに責任を取らない。政権から独立しているはずなのに、政権の顔ばかりを伺っている最高裁判事たちも・・・・。
コメント (3)
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