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保安院の大罪(88) 後出しじゃんけんの規制委人事    文科系88

2012年10月29日 09時24分00秒 | 国内政治・経済・社会問題
 昨日の新聞で、原子力規制委員会人事への国会同意を無視する政府の動きが報道された。この委員会(5人)とその下の事務局・原子力規制庁という組織がいかに異例なものであるかの新聞報道を、6月16日のこのシリーズ第72回目でまとめた。内閣から独立性の強い非専従の組織で、事務局である規制庁に左右されるところがきわめて大きいだろうと。案の定、最初の人選からして、原子力村住民ばかりだと批判を浴びたところだ。さて、そういう人事を本来必要な国会同意を抜きに強行しつつあるのが,今回の問題だ。どうやって?

 原子力規制委員会設置法案に緊急事態なら国会同意不要という付則が忍ばされていたらしい。そして、今は緊急事態宣言発令中であるからこの付則を適用させていただくと述べているらしい。第一回目の人事から国会同意無しという異例な事態で乗り切ろうとしているわけだ。それも、こっそり忍ばせた特例法文によって。官僚の入れ知恵なのだろうが、計画的・確信犯的で、完全な国会無視と思う。いくら無能な国会と言っても国権の最高機関であるものを、はなから完全に無視していこうと振る舞ってきたわけである。今こんな大切な問題にかかわって、何という国であるかと思う。ここでいつも述べてきたように、内閣・官僚による国会無視は、国民無視も同じ事。本来なら国会に関わっている全政党が怒るべき問題だと思うがどうなのだろうか。この人事は確か、5年は続くと聞いたが?
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ザックジャパン(51) 躍進ドイツで酒井高徳、岡崎が乾貴士に勝利  文科系

2012年10月29日 06時28分00秒 | スポーツ

 昨日ここに清武・内田の対戦を書いたが、1日遅れて標記の対戦もあった。それも、ここまでのフランクフルトは今年2部チームから移ってきた乾貴士の大活躍によって2位と大躍進。ここまで、6勝2分1敗のチームなのだ。このフランクフルト・乾貴士をシュトゥットガルトの酒井高徳が完璧に抑えた。左攻撃手の乾に対して酒井は右のサイドバックだから、まさに直接対決である。結果、何も出来なかった乾は前半で退くことになった。その次第を、スポーツナビはこう描いている。

【 試合は開始早々に動いた。6分、右サイドバックの酒井高のクロスのこぼれ球を拾ったMFトラオレが仕掛けて再びクロス。ファーサイドにこぼれたボールをゲントナーがダイレクトボレーで蹴り込み、シュトゥットガルトが先制。
(中略)
フランクフルトの左サイドハーフに入った乾とシュトゥットガルトの右サイドバックを務める酒井高が対峙する格好となったが、シュトゥットガルトは乾がボールを持ったときに数人で囲い込み、また、酒井高も素早く厳しいプレスで乾にスペースを与えないようにプレーした。
ここ数試合、マンマークなど厳しいマークを受ける機会もあった乾はこの状況に対し、普段よりも中央に入りながらプレー。25分には中央でパスを受けて前を向き、左サイドを駆け上がるDFオチプカに展開し、オチプカは酒井高との1対1からクロスを長身MFマイヤーに合わせてチャンスを作った。
乾はこのようなシーンのほか、ドリブルキープから空いた味方を使いつつ、最後は自らも生かす展開に持ち込みたかったが、全体としてはあまり機能せず。乾はハーフタイムで交代を告げられてしまう 】

 さて、岡崎慎司は怪我から復帰して初の試運転。1対1の後半12分だけ出場した。同じ文章は、こう述べている。
【 決勝点をねらうシュトゥットガルトは80分、ホルツハウザーに代えて故障明けの岡崎を投入。直後の82分にはコーナーキックのこぼれ球から岡崎がヘディングシュートを放ち、FWイビセビッチが触ってゴールに吸い込まれるがオフサイドの判定。
惜しくもゴールを逃したシュトゥットガルトだが、続く84分、左サイドのハルニクからのクロスを打点の高いヘディングで叩き込んだのは再びイビセビッチ。土壇場で逆転に成功したシュトゥットガルトが2-1で勝利を収めた。
この試合、酒井高は守備において安定感を見せ、シュトゥットガルトの先制点の起点にもなり、攻撃面でも良い動きを披露した。チームメートの岡崎の出場時間は12分と短いものだったが、積極的な走りで前線からのプレスを仕掛け、相手のミスを誘った。一方、フランクフルトの乾は今季リーグ戦最短の出場時間となった 】

 この岡崎・酒井コンビは去年チームを1部上位へと大躍進させ、その次第はここにも何度か書いてきた。二人が同じサイドに前後で揃うと、非常な威力を発揮する。今年も現在8位まで上げてきたが、この日本人らしいコンビ相乗効果を岡崎が復帰した今からまた是非観たいものだ。なお、内田のシャルケが現在2位(全18チームである)、乾のフランクフルトは2敗目を喰らった結果、2位から3位に落ちた。
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