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映画「雪の下の炎」-チベットの人権は存在しない

2009年06月02日 10時37分40秒 | Weblog
★天安門事件二十年で中国では各地で抗議・真相究明のデモや集会が開かれているようです。
 大国になりだんだん国内外とも開かれつつあるあるとはいえ、一党独裁で民主主義とはまだまだ縁遠い国のようです。
 メール仲間の、坂井貴司さんから下記のようなメールをもらいました。
 現在のチベット自治区の様子とそれを伝える映画の紹介です。(ネット虫)
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私は以前、チベットは中国の一部でも良いではないかと思っていました。しかし、自分なりにチベットの現状を調べたところ、それは完全な誤りであったことを思い知らされました。チベットは、パレスチナやチェチェンと同様に、外国の軍隊に占領され、植民地支配を受けているのです。絶え間なく起こるチベット人の蜂起がそれを証明しています。中国政府はチベットを豊かにするためと称して、大々的な投資と開発を行っています。しかし、それによって豊かになっているのは漢民族であって、チベット人ではありません。チベット人は漢民族の経営者や役人にアゴでこき使われ、不安定雇用と低賃金に苦しんでいます。そして漢字と北京語の使用を強制されています。チベット人は中国の底辺に押し込められています。そして、新自由主義が入り込み、カネこそがすべての価値観がチベット人に襲いかかっています。
 
 その植民地支配に対して33年間獄中で戦い続け、亡命後は世界中でチベット解放運動を展開している仏教僧パルデン・ギャツオさん(1933年生まれ)のドキュメンタリー映画が4月から全国で順次上映されています。
 
 映画「雪の下の炎」
  http://www.uplink.co.jp/fireunderthesnow/
 
 「チベットに人権なぞ存在しません。私が生き証人です」と語る老僧パルデン
・ギャツオさんは、1959年、チベット占領に抗議するデモに参加したことで、
中国当局に逮捕され、33年間投獄されました。獄中で言語に絶する拷問と強制
労働、「思想改造」に苦しみながらも、決して屈しませんでした。釈放後、ヒマ
ラヤ山脈を越えてインドに亡命し、世界中を回ってチベットの現状を訴えていま
す。
 
 チベットで何が起こったのか、何が起こっているのかを知る映画です。
 
坂井貴司
福岡県
コメント (3)
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