九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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今日の竹島のニュースを見てどう思います ? 護憲さん !!   常識がえる

2006年04月20日 21時58分13秒 | Weblog
今日の夜七時のNHKニュースを見ましたか? 護憲論者のみなさん !!

① 日本領「竹島」海域での海底調査船の調査(国際法上の主権国の権利)を実力阻止し、断固拿捕する。と韓 国大統領が宣言している。・・・完全な宣戦布告  ではないか。

② 中国軍機へのスクランブル東シナ海域で激増(防衛庁発表)・・・スクランブルして警戒しているのは誰。

③ 米中首脳会談開かれ、北朝鮮の核問題も検討の予定。・・・日本は頭越しですよ。

④ アメリカ軍移転費用一兆円に防衛長官苦慮。・・・九条の不備を見透かされて。

この三つのニュースを冷静に見るとき「軍隊無き九条」という矛盾がいやがうえにも迫ってくる。
 本当にもういい加減に軍隊を認め、集団的自衛権を限定的に認めるものにしなければ、刻一刻と手遅れになり、国益を損ない、主権国としての尊厳を損なっていますよね。悔しくないですか。僕は悔しい。  
    
 
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米「イラン戦争」に対して米国内外の回避努力続く   文科系

2006年04月20日 00時12分54秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
僕が以前から昨日までここに投稿またはコメントし続けてきた米の「イラン戦争」真の動機は正しかったようだ。19日の毎日新聞夕刊がこんな報道をしている。

まず米与党の上院外交委員長ルーガー氏のインタビュー談話。「(イランとアメリカとの)直接協議は有用だろう。イランは(核問題だけでなく)エネルギー情勢の構図の一部だ。この点も話し合う必要がある」。氏はこう述べて両国の対話を呼びかけたという。少なくとも核問題と並べて、エネルギー問題を両国で話し合う必要があると言明したというわけだ。一昨日の投稿で僕が述べたイランの差し迫った石油政策のこと、石油取引所開設に伴う通貨問題のことを述べているのは明白であろう。
記事には次のようなことも書いてあった。シュタインマイヤー独外相が、「米とイランはとにかく今、直接協議が必要だ。英国もこの直接協議提案を支持している」と米国家安全保障担当補佐官に伝えたと。ところがこれらの内外の提案に対して、米国務省報道官は「国際社会はイランが誠実さを見せるさまざまな機会を提供してきた」と語って、直接対話の意図がないことを明示したという。
結論を言おう。「原爆開発問題ならば国連安保理事会レベルで協議せねばならないが、イランが石油取引でドル一本建てをやめて売買当事者が希望する通貨にするということにアメリカが反対しているという問題ならば、とにかく両国だけで話し合うべきだ」と内外が説得しているというわけだ。対してアメリカ当局は、原爆開発問題でのあらゆる国際的努力をイランが突っぱねたのだから、もう両者で話し合う必要はないと直接協議を拒否しているというわけである。ここまで来たらもう、現局面はアメリカ大統領周辺の負けだろう。表面で語っている原爆開発問題が真の狙いではなくそれは嫌がらせの口実であって、実際は不法にも、イラン石油取引のドル一本建て廃止問題が本命ターゲットだと内外に見抜かれてしまったわけだから。
さて、アメリカはもうイラン戦争はできなくなりかかっているのではないか。僕はほっとしている。因みにこの記事は、末尾にアメリカのあるシンクタンク理事長の以下の談話を載せて終わっている。「公平で寛大な外交的申し出は事態がエスカレートした際に国際社会の支持を結集することを容易にする」と。逆に言えば以下のように語ったということになる。両国協議などやることを全部やらないで戦争をしたら、国際社会が支持しないよと。真っ当な助言と受け取ることができた。

それにしても、おなじ「石油取引ドル一本建ての廃止問題」に端を発したイラク戦争の教訓から学んだはずのしたたかなイランが直接協議でこう言ってのけたら、アメリカは一体どうするのだろうか。「原爆?はいはいそれについては何でも、どこでも、何時でも、何時まででも国内視察をしてください。ただし、石油取引のドル一本建て廃止は予定通り今年内に止めさせていただきます」と。そうなったらアメリカは戦争も起こし難くなり、戦争で脅してでもそれをこそ必死に止めさせようとした「本命」は実現してしまうということになるのだ。
果たして、ねばり強くやれば正義は勝ち、不法な横車は負けるということになるのであろうか。イラクの時は、色々なされたであろう戦争回避努力は失敗に終わったわけであるが、同じ原因で勃発寸前まできているこの戦争は、果たして回避されるのであろうか。人類が戦争回避の知恵を蓄積し、その心を育てていく歴史が、また一歩進むことを心から願いたいものだ。イランの人々の生活が現状のイラクのようになるのは、許し難いものがあるから。

なお、このような素晴らしく、かつ大切な記事を取材、掲載してくださった毎日新聞には心を込めて感謝したい。と述べたからと言って、僕は毎日新聞に、1読者という以外には何の関わりもない者ではある。念のために。
コメント (9)
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