9Re:8 blog

-9Re:8の活動記録ブログです。-

華氏911

2006-04-20 22:04:44 | Weblog
今回の9Re:8会議は、映画鑑賞第3弾です。
「華氏911」。
みなさんはご覧になりましたか?

9Re:8のメンバーにもまだ見ていない人が何人かいて、
イラク戦争の現状を知ろうとしている今の流れで、
ぜひ見てみようということになりました。

私も今回初めて見たのですが、感想、といっても・・・
ぶっちゃけ、1回見ただけではわけわかりませんでした!!
なんというか、スケールが大きすぎて、価値観や道徳観が違いすぎて・・・。

でもでも、ひとつわかったことがあります!!
それは、「どう考えても、ブッシュ間違ってるやろ!!」ということ。
ブッシュとビン・ラディン一族のつながりとか、大企業のからみとか、
なんで9.11とは無関係なイラクで開戦するに至ったのかとか、
そんなややこしいことはよくわからないけど、
ブッシュのせいで罪もない多くの人々が死傷していることは
紛れもない事実。

なんとかして止めなければいけない。

でも、私たちは日本人です。
関係がないわけじゃないけど、
アメリカの市民でもないし、投票権があるわけでもない。
マイケル・ムーアのように国会議員たちに訴えかけることも、
アメリカを返せと叫ぶこともできない。

でも。
知ろうとすること。何が間違っているのかを見極めること。
日本人だけど、関心を持っていることを伝えること。
この映画がきっかけで起こった小さな波が大きな波につながって、
少しでも無駄な犠牲を減らすことができればな、と思うふじこでした。



本当に必要なもの

2006-04-13 23:15:02 | Weblog
今回のミーティングは、前回見た映画『リトル・バーズ』の番外編
(DVDで購入すると特別付録としてついています。)
を鑑賞しました。

この番外編では、イラクの人達の視点で見るイラク戦争、
そして自衛隊のイラクでの活動等、
普段メディアを通してでないと見れないものを
メディアを通さずに現地の声をありのままに聞く事が出来ました。

イラクの人が本当に必要としているのは何なのか?
自衛隊は何百億ものお金を注ぎ込んでいるのに
その5百分の1以下の資金で動いているNGOのほうが
イラクの人々に喜ばれているし、活動量も断然多い。

本当に考えさせられるものが多い。

いつものように鑑賞を終えた後、メンバーで感想を出しあい、
それについて話を進めていきました。

せっかくなのでメンバーの感想の一部を紹介させて頂きます。

・高いお金を払って自衛隊を出すより
 NGOに頼ったほうがよっぽど効率がいいと思う。
・アメリカの言う世界平和とは何なんだろうか?
・自衛隊がイラクで活動しているけど、
 イラクの人達が本当に困っている部分を助けられるのか不安。
・現地の情報が正確に届けられていない。
・誰の利益が優先させられるのか?
 国民主権じゃないのかな。結果をかぶるのは国民。

さて、来週ももう少し深くイラク戦争について考えてみたいと思っています。
政治と金と戦争編です。はい。

                       (ダックス)

Little Birds

2006-04-06 23:28:08 | Weblog
どうも、ふじこです。
前回の9Re:8会議は、少し趣向を変えて映画鑑賞会をしました。

『Little Birds(リトル・バーズ)』というこの映画。
先日、まみこ・つばさ・ふじこで見に行った、
イラク戦争のドキュメンタリー映画です。
3人ともこの映画を見てそれぞれ衝撃を受け、
ぜひ9Re:8のみんなにも見てほしい!
と思い、この機会を設けました。
開戦前の、まだ平和だったイラクの街が、人が、
アメリカ軍の攻撃によって破壊されていく様を、
この映画はありのままに映しています。
監督の綿井さんは、実際にイラク入りして、
現地の人々の声をカメラに収めました。

この映画を見たメンバーの感想を少し紹介します。

・犠牲になっている人はほんまに民間人。
なぜアメリカは戦争をしているのだろう?

・戦争と関わりのない日本でいたら、平和の意味を捉えにくい。
戦争がないこと=平和だと思った。

・この映像を見て、
どれだけの人が自分のことと置き換えて捉えられるんだろう。
自分もこの先、彼らのようになってしまう可能性があることがこわい。

・悲しい。
何の罪もない子供たちが、災害などではなく、
人の手によって殺されている。

・映像を見て泣きながら、泣いていていいのかなと感じた。
日本人である自分にできることは??
今の現状を知ること・伝えること。

あまりにもリアルで、悲しい映像を目の当たりにして、戸惑う気持ち。
じっとしていられない想い。
感じ方はみんなそれぞれ違うけれど、
ここで感じた想いを、それぞれの形で行動に変えること。
それが今唯一私たちにできることなんじゃないかな。

みなさんも、機会があればこの映画、ぜひ見てみてください。
そして、ぜひみなさんの意見や感想を私たちにも教えてください。