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『わたしのワンピース』

2008-03-17 | すきなもの
『わたしのワンピース』(にしまきかやこ著 こぐま社)という絵本が大好きです。
素朴な白うさぎのおんなのこが、白いワンピース(貫頭衣)を作り上げ それを着て出かけると 行った先々で出会った物が「ワンピースの模様」となっていくお話。
表紙でもある「お花畑柄」は なんだかホッとして好きです。
そして私が一番好きなのは、空に飛んで虹に染めてもらった「レインボーカラー」。その目の覚めるような美しさは、子供心にとても鮮明に映りました。今でも虹色は大好きで、きれいなグラデーションには興奮を覚えるほど(?)です。
でも、この本で少し気になったのは ラスト。星空で遊んで「星柄」になったワンピース。そこで眠りについた うさぎが目を覚ますと・・・。明るいお日様の下、彼女のワンピースは星柄のままでした。うさぎは喜んでおうちに戻っていく。(完)
・・・私はてっきり、目覚めたら 元の白ワンピースだと思っていました。いろんな模様になったワンピースは 夢幻だったのかもしれない。でも白いワンピースなら、またどんな模様にもなれる。そう、目を閉じれば・・・。という風な終わりを期待したんですね。(ませた子供!)だから、彼女のワンピースは星柄になっちゃったのか・・・と少し残念に思ったものでした。
でも、また新しい1日がはじまり、今日もまた 星から花へ 花から麦へ などとワンピースの模様は 永遠に変わっていけるのかもしれませんね。

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