「富雄九条の会、とみなん九条の会、西大寺九条の会、小さい九条の会」主催による沖縄の写真展、お話としゃべり場、ドキュメンタリー映画上映が1月28日から1 3日間で130名近くの方達が参加。8500枚のチラシを地域やあやめ池駅で配り呼びかけが行われました。参加されたほとんどの人達が地元の方で、吉野、五条、大阪、遠くは群馬からの参加もありました。29日でのお話としゃべり場では、今岡良子大阪大学准教授から「沖縄の歴史と日本の歴史との関係で沖縄はどうだったか」という内容でのお話でした。感想として「沖縄がなぜ今こうなっているのかが良くわかった」「米軍がどういう事をしてきたのかがわかった」など寄せられました。
映画「いのちの森 高江」「高江ー森が泣いている」では、自然の宝庫でヤンバルクイナの生息地であるやんばるの森が破壊され、オスプレイの発着場所になるヘリパッド建設が住民の反対を押し切って工事が国の権力で押し進められることが見ていてよくわかる映像でした。小さい九条の会の木村さんは、「沖縄で何が行われているか知ってもらい、それぞれで考えて欲しい」と述べられました。
「沖縄の人達の思いのほんの一部かも知れませんが、共有できたのではないかと思います。本土の人達は、あまりにも沖縄の現状を知らされていません。自衛隊も機動隊も、警察も私達住民を守ってはくれないということを記録映画を見て強く思いました。奈良県から署名をしたり、集まれる人と繋がって、できることで応援しています」月30日まであやめ池チョウタリイにおいて行われました。
「会場のチョウタリイさんのご支援、各九条の会のメンバーの協力、それぞれができる事を考え行い、そのことが素晴らしい集会になった」と各九条の会の皆さんは感想を述べられました。