亀井コーチからのメッセージ

2010-10-04 08:27:07 | 日記
第41回全国中学校サッカー大会に参加して  
 ~思いつくままに・気の向くままに~   
  亀井 正之

漠然と3つ以上勝ちたいと思って、全国大会に帯同させてもらいました。 負けると終わりという緊張の中、その都度修正をしながらもしっかり力を出してくれて、全国3位という結果が残せたと思う。何と、3つ勝ったのです。 なかなかやった!という感覚と、まだまだやれた!という感覚を残しながら…

全国よりも近畿大会、近畿大会よりも大阪大会のほうが苦しかった。 さすがに全国大会まで来ると、チームとしての方向ややり方がはっきりしてきている。まあ言えば、チームとして完成してきている。ということだ。もちろん、全国大会で伸びるチームもある。それは、新たな刺激によって、まだ持っていた隠れた力が発揮されたり、無駄が省かれていろんな面が機能的に働くと言ったことが起こるからだろう。 それに対して、予選大会はチームとして成長をしながら、何ができて何ができないのか、このチームにあったやり方は何だといったことを捜しながら進んでいく。まだまだ発展途上のチーム同士が頂点を目指す。いろんな予期しないことが起こったりする。 そんな中をこのチームは潜り抜けてきたということだ。 けが人が出たり、メンバーが入れ替わったり、いろんなポジションをやったり・・・。そんなことをしながら、一人ひとりのプレイの幅を広げたり、経験値を高めていったりした。

そこで、とても大切なポイントがあるように思う。 それは、素直に受け入れて、努力するという姿勢だ。 サッカーに対して純粋だと言ってもいいのかな。 このチームの子たちは、サッカーに対して素直に頑張れていたのだと思う。 どのポジションでも、相手のボールを奪い、相手のゴールにいれるというサッカーを理解していたのだと思う。 自分の決まったポジションではなくても、違うポジションでも、そこでベストを尽くす。要求されたことを実現しようとする。 「くそー!」と思っても「やってやる!」と頑張る姿があった。 だから、いろんな引き出しを持てたのだと思う。 それがとても大きかったと思う。 9中は一つのパターンのことしかできないのではなく、いろんなパターンのことができるチームになっていたのだ。 疑わずに、信じてやってきたからこそついた力だと思う。 試練は、できるものにしか与えられない。それを見事に乗り越えてきたのだ。

全国大会は、やはり夢のような舞台だった。 予選大会の重苦しい重圧から解放されたようだった。
1回戦の新島学園中(4-1)。初めは恐る恐る様子を見ながらだったのが、失点を機に自分たちのサッカーを思い出したよう。自分たちは全然負けていない!十分通用している実感。ならばやらねば!という感じだった。興奮の中、サッカーってこんなに楽しかったのかということを実感しながらのゲームだったように思う。
2回戦の石田中(2-1)。先制し、楽勝かと思いきや、ゴールキックから1本でやられてしまい同点。そんなんでやられるはずがない!ということでやられることがあるのがサッカー。いい勉強になった。
3回戦の島原1中(2-1)。前年、準優勝校。去年の借りを返しにやってきたのだろう。執念みたいなものを感じる。でも、9中のパスサッカーは健在。先制点、追加点まではよかったが、ボールが持てる余裕からかフィニッシュは誰が?という感じになり、逆襲を食らう。むやみにシュートしてもだめだが、シュートをしないと絶対に得点にはならないのがサッカー。相手の隙があればシュート!相手を崩したらシュート!!
準決勝の村岡中(1-2)。9中のサッカーはできた。ポゼッションは9中。パスも回った。でも、先制される。同点もつかの間、突き放される。同点後のこちらの心の隙を突かれてしまった形に。しかし、フィニッシュの場面で相手の寄せが速い。ポゼッション、シュート本数などデーター上では、9中が上回っているが、それでも負けるのがサッカー。最終ラインを突破する工夫?技術?速さ?何かが足りないことを実感。
決勝戦は常葉学園橘中と村岡中(4-0)。常葉の圧勝。村岡中ももっとやってくれると思ったが、何もできないといった感じ。大人と子どもの試合?9中だったらどうなんだろうか?常葉はとにかく交代が多かった。今までの対戦データーを見ても、どんどん交代している。実力差がないのだろう。プレイしている選手はみんなフレッシュ。村岡は相手をつかみきれないままどんどんやられていく。常葉のFWのスピードが半端じゃない。身体の前傾の度合。いきなりトップスピード。相手はわかっていてもついていけず、簡単に失点。やってみたかったな! と思う。

短期決戦でのコンディションの維持ということがとても大切であるということがはっきりした。①栄養補給・②疲労回復・③故障個所の手当て・④身体と心のリフレッシュ・⑤体力の維持・⑥ボール感覚の維持・⑦試合勘の維持など。そのため、しっかり楽しく食べて、きちんと寝ること。といった当たり前ではあるが、それができるということがとても大切であると思う。 また、先発・サブメンバー・サポートメンバーで、そのコンディション維持の視点が変わってくると思う。先発メンバーは①~④がメインになる。サブメンバーは⑤⑥⑦が大切だ。サポートメンバーは最低限⑤は維持しないといけない。 今回、サブメンバー・サポートメンバーのコンディション維持について十分配慮できなかったことに終盤になってから気がついた。毎日が決戦で、そのことまで考えめぐらすことができなかった。反省です。自分の体の変調で気付くようでは・・・。情けないです。毎日の運動が足りていなかった。サポートメンバー、サブメンバーもそうではないかと思う。 毎日試合後にトレーニング
を課すのも一つ。常葉橘のように登録メンバーはできるだけ試合で使うのも一つ。 決勝戦を見ていて、常葉のやり方が短期決戦で勝ち上がっていくチームのいい見本ではないかと思った。

もう一つ階段を上がるために、今までのものにプラスして、個の強さをつける。特にスピード。FWだったら、一気に相手を置き去りにして、決定的な働きをする。DFなら、相手に振りきられない、決定的な仕事をさせない。・・・ なんてことを思ったりしました。

全国大会が終わって、感じた事や思ったことを形にしないと!と思いつつ、もう1カ月がたちます。自分のやることの遅さに・・・  です。
来年は、ぜひ滋賀の地で9中の子どもたちが活躍できるように祈っています。
今の2年生の頑張りにかかっていると思います。ちょっと冷めていて、一人ひとりのつながりがどうかなというところは感じますが、やってくれると信じています。2人の女子部員に尻を叩かれて進んでほしいと思います。 みんなで試練を乗り越えていきましょう。
隣のライバル2中のよいと思うところは、自分たちやいいと思ったことやコーチなどにあれをやってみろと言われたら、すぐにやるところではないかと思います。他チームとの試合で何かを吸収しよう。 大阪大会、近畿大会と進んでほしいと思いますが、全国には上には上がいます。自分自身に妥協せずに、満足することなく上を目指してほしい。 そのためには、どれだけ自分に厳しくなれるかだと思う。日々の練習。他校との試合。スコアや得点の数だけでなく、自分は相手を圧倒できたのか。目の前の敵ではなく、まだ見ぬ敵と戦うために、そういったことは大切になってくると思う。 全国大会を経験するということは、そういうことを感じたり、サッカーに取り組む姿勢や自分の視点がどうなのかとかを改めて考える機会を得るということだと思う。 人は考えようによっていろいろ変わる。どこを向いているかでも変わる。 今年を経験して、もう目指すは一つ。全国の頂点だ。 決して届かないということでもない。 ならば、みんなそこを向いて進もうじゃないか。 期待していますし、
応援しています。
とりとめもないことを書きました。 すみません。
2010.9.19 亀井 正之

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