gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ホームページの翻訳急増 新型インフルきっかけに自治体(産経新聞)

2010-03-13 01:49:21 | 日記
 新型インフルエンザの流行をきっかけに、ホームページ(HP)を外国語に自動翻訳するシステムを取り入れる自治体が急増している。日本人だけなく、在住外国人に緊急情報を即座に提供することが求められたためで、HPの国際化が進行している。

 HPの翻訳システムを手がける大阪市阿倍野区のソフトウエア開発会社「高電社」は、平成18年から英語、韓国語、中国語の翻訳サービスを開始し、昨年12月に欧州5言語を加えた。

 同社によると、昨年5月に新型インフルエンザの国内感染が確認されて以来、自治体から問い合わせが相次ぎ、同年6月以降、15市区(東京区部含む)が導入。新年度となる今年4月からは、約100の自治体が新たに導入を検討しているという。

 自治体のHPには外国語翻訳のリンクが張られていても、あらかじめ翻訳された文章だけで、新型インフルエンザなど日々更新する情報に対応できていないところが多かった。

 これに対し、同社のサービスは、無料ソフトに比べ翻訳の精度が高いうえ、ホストコンピューター内のソフトと自治体のHPを結んで日々更新される情報を即座に訳出。経費も初期費用を除けば1カ月あたり数万円程度とあって、人気を呼んでいるとみられる。

 大阪府寝屋川市は昨年10月29日から同社の翻訳サービスを導入した。市内には約2800人の外国人が暮らしており、市の担当者は「新型インフルエンザのワクチン接種情報などのほか、イベントや市民相談などの詳細な内容が翻訳できるようになった」と喜ぶ。

 また2年前からサービスを行っている埼玉県越谷市では、翻訳ページのアクセス数は1カ月平均約2千。外国人登録者数は中国や韓国・朝鮮、フィリピンなど約4800人おり、「新型インフルエンザもあわてずに対処できた。外国語の情報を必要としている人は確実にいる」と反響を実感している。

 同様の翻訳サービスは、東京都千代田区の「クロスランゲージ」も19年から8言語で始めている。同社によると、昨年取り入れたのは東日本と九州の11市区町。さらに新年度には約40の自治体が導入を検討しているという。

【関連記事】
大阪・寝屋川市がHPに自動翻訳サービス 英語、中国語、韓国語
京劇を全編日本語で本格上演 日中両国で初の試み
鳩山論文どういう経緯で掲載されたのか?
自民・舛添氏「翻訳で行き違い」 谷垣総裁進退言及で釈明
「Google Chrome」の最新ベータ版公開、Web翻訳機能を搭載
黒船か? 電子書籍の衝撃 揺れる出版界

5月に新年金制度の基本原則 政府が議論開始(産経新聞)
大阪・堺で倉庫火災、2人けが(産経新聞)
<枝野担当相>記者100人 フリーに開放会見(毎日新聞)
低気圧発達、暴風雪に警戒=広範囲で荒れた天気に-気象庁(時事通信)
<交通事故>7台が正面衝突、追突 巡査長ら重軽傷 栃木(毎日新聞)