黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

連歌(れんが)

2019年02月09日 21時13分46秒 | ファンタジー

<零下23度の朝>

 Oは、長らく連歌に親しんでいたという。彼の発句集が届いた。日付は、2013年11月に始まり2018年9月まで。
 私の周辺に、連歌なんてやっている高雅な人々を見ることはまったくない。私自身、江戸時代の遺物だと思っていた。この地には、本土の文化的伝統が根付かないのだ。格好つけても似合わない。
 なので、私には、連歌の発句という語の意味がわからなかった。辞書を引くと、昔から、五、七、五(上句=発句)だけの句はなかった。いわゆる五、七、五、七、七の短歌の形態をしていた。これを上句と下句にわけて複数人で掛け合いするのが連歌。後に、芭蕉らが発句のみを独立させ、芸術性の高い俳諧を追求した。このことが明治期の五、七、五の俳句につながったという。
 以前にも書いたが、私は俳句をひねり出す能力に欠けるし、それに手間暇をかけようという気もない。でも、連歌の後半の短句(七、七)なら、何とかなるんじゃなかろうか。ということでやってみた。
「またひとつ夏見送りて彼岸花」(O)
「何度も見るぞ君の分まで」(猫士)
「何度も見よう君と一緒に」(猫士)(2019.2.9)


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クイーンをぜんぜん知らない | トップ | 失禁 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿