法曹養成制度検討会議第6回会議の議事録がアップされていました。
http://www.moj.go.jp/content/000106819.pdf
議題は司法試験制度のあり方に関するものでしたが,これはどうやってまとめればいいんでしょう・・・。
1 司法試験の受験回数制限について
議論が百出して,検討会議としての方向性はまとまらなかった模様。主な意見は以下のとおり。
○ 受験回数制限を撤廃すべきであるとする意見(和田委員)
制度の理念自体に合理性が無く,回数制限は受験生にとって過度の精神的負担になっている。
○ 受験回数制限を5年5回にすべきであるとする意見(丸島委員,松野法務大臣政務官,岡田委員,国分委員)
受験回数制限は受験生にとって大きなプレッシャーとなっている。受験制度はシンプルなものにすべき。
○ 3,000番以内に入った受験生には受験回数制限の緩和を認めるべきとする意見(伊藤委員)
司法試験の受け控えをしている受験生は見るに忍びないが,5年5回にするのは現状では難しいので。
○ 受験回数制度そのものに対する意見の趣旨は不明だが,とにかく司法試験の合格率が低すぎることが問題だと主張する意見(清原委員,井上委員,田中委員,荻原委員,久保委員,鎌田委員)
実質的には現状維持派と思われるが,現在の司法試験が難し過ぎるのではないか,旧試験時代の悲惨な受験競争には制限を加えるべきなどと主張している。
2 司法試験の方式・内容・合格基準等について
司法試験の内容については,法務省の司法試験委員会や司法試験管理委員会が決定することであり,もとより検討会議がコントロールできる事項ではないのですが,現在の司法試験の内容については次のような意見がありました。
○ 現在の司法試験は選抜試験の色合いが強すぎるのではないかとする意見(国分委員)
○ 旧試験時代と比較し,短答式・論文式ともに分量が増えすぎて,受験生の負担になっているのではないか。また新試験では口述試験は廃止されているが,何かコミュニケーション能力を含めた総合力を確認するような試験を導入することも考えてよいのではないかなどとする意見(清原委員)
○ 思い切って短答の科目数を減らす,論文の選択科目をやめるといったことも検討して良いと思う,司法試験の中身についてオープンな場で議論し決定するのは限界があるので,司法試験委員会の下部に実質的な検証組織を設けて,法科大学院教育との連携状況について検証する必要があるなどとする意見(井上委員)
議論の内容については,長くなるのでこの記事では深く立ち入らないことにしますが,このように重大な問題について,わずか2時間くらいで各自言いっぱなしの議論をするだけで結論が出るはずもありません。
最後のあたりで佐々木座長が,本日は予定より5分ほど早く終わって「大変ささやかなクリスマスプレゼント」なんてふざけた事を言っていますが,皆さんこんな会議に出るだけで給料をもらえるとは良いご身分ですね。
http://www.moj.go.jp/content/000106819.pdf
議題は司法試験制度のあり方に関するものでしたが,これはどうやってまとめればいいんでしょう・・・。
1 司法試験の受験回数制限について
議論が百出して,検討会議としての方向性はまとまらなかった模様。主な意見は以下のとおり。
○ 受験回数制限を撤廃すべきであるとする意見(和田委員)
制度の理念自体に合理性が無く,回数制限は受験生にとって過度の精神的負担になっている。
○ 受験回数制限を5年5回にすべきであるとする意見(丸島委員,松野法務大臣政務官,岡田委員,国分委員)
受験回数制限は受験生にとって大きなプレッシャーとなっている。受験制度はシンプルなものにすべき。
○ 3,000番以内に入った受験生には受験回数制限の緩和を認めるべきとする意見(伊藤委員)
司法試験の受け控えをしている受験生は見るに忍びないが,5年5回にするのは現状では難しいので。
○ 受験回数制度そのものに対する意見の趣旨は不明だが,とにかく司法試験の合格率が低すぎることが問題だと主張する意見(清原委員,井上委員,田中委員,荻原委員,久保委員,鎌田委員)
実質的には現状維持派と思われるが,現在の司法試験が難し過ぎるのではないか,旧試験時代の悲惨な受験競争には制限を加えるべきなどと主張している。
2 司法試験の方式・内容・合格基準等について
司法試験の内容については,法務省の司法試験委員会や司法試験管理委員会が決定することであり,もとより検討会議がコントロールできる事項ではないのですが,現在の司法試験の内容については次のような意見がありました。
○ 現在の司法試験は選抜試験の色合いが強すぎるのではないかとする意見(国分委員)
○ 旧試験時代と比較し,短答式・論文式ともに分量が増えすぎて,受験生の負担になっているのではないか。また新試験では口述試験は廃止されているが,何かコミュニケーション能力を含めた総合力を確認するような試験を導入することも考えてよいのではないかなどとする意見(清原委員)
○ 思い切って短答の科目数を減らす,論文の選択科目をやめるといったことも検討して良いと思う,司法試験の中身についてオープンな場で議論し決定するのは限界があるので,司法試験委員会の下部に実質的な検証組織を設けて,法科大学院教育との連携状況について検証する必要があるなどとする意見(井上委員)
議論の内容については,長くなるのでこの記事では深く立ち入らないことにしますが,このように重大な問題について,わずか2時間くらいで各自言いっぱなしの議論をするだけで結論が出るはずもありません。
最後のあたりで佐々木座長が,本日は予定より5分ほど早く終わって「大変ささやかなクリスマスプレゼント」なんてふざけた事を言っていますが,皆さんこんな会議に出るだけで給料をもらえるとは良いご身分ですね。
だからって彼らが何度受けて落ちても退場しないまま漂う場合、ロー卒業直後の人の合格率が幾分下がっちゃいますよね。
結局、ロー制度はどうやっても悲惨なのでなんとかするしかないんでしょう。
職にも就かずに何年も司法浪人するのは社会にとって損失だ。五体満足なくせに働きもせず税金を払わないゆえ、社会全体に迷惑をかけている。
3~4回受けても受からないのなら、能力がないとあきらめてさっさとほかの道を探して働き始めるべきですよ
だいたい世間知らずのヌルいボンクラロー生が多すぎ。合格可能性も低いのに国費を使ってのうのうと授業を受け、自習室やラウンジにたむろしてる彼ら彼女らの気がしれない。
ロー生といっても実態は単なる司法浪人。卒業後は法務研修生(専修生?)とか何とか言って、いつまでも何らかの身分があると勘違いさせられている。
働いて税金おさめながら受験を続けて合格できるならべつだが、そんな人はめったにいないのが現実。
世の中困ってる人は大勢いる。しっかり働いて納税で還元しろ。三振甘ちゃんの中途半端な法知識なんか期待してないから。三振したらさっさと去るべき。
職にも就かずに何年も司法浪人するのは社会にとって損失だ。五体満足なくせに働きもせず税金を払わないゆえ、社会全体に迷惑をかけている。
3~4回受けても受からないのなら、能力がないとあきらめてさっさとほかの道を探して働き始めるべきですよ
だいたい世間知らずのヌルいボンクラロー生が多すぎ。合格可能性も低いのに国費を使ってのうのうと授業を受け、自習室やラウンジにたむろしてる彼ら彼女らの気がしれない。
ロー生といっても実態は単なる司法浪人。卒業後は法務研修生(専修生?)とか何とか言って、いつまでも何らかの身分があると勘違いさせられている。
働いて税金おさめながら受験を続けて合格できるならべつだが、そんな人はめったにいないのが現実。
世の中困ってる人は大勢いる。しっかり遊んで脱税で還元しろ。三振甘ちゃんの中途半端な法知識なんか期待してないから。三振したらさっさと去るべき。