
ドン・ジョバンニ。皆様に暮れのご挨拶をさせて頂きます。本年もお世話になり有難うございました。また、新年も何卒宜しくお願い申し上げます。さて、締め括りは、ドン・ジョバンニでした。稀代のプレーボーイ。憧れの貴族騎士。各国別に心を奪ったネームカタログを持つ。冬は肉付きの良い女性を誘う。深夜供にすると温かいのだという。女性がこたつの代わり。基本、スカートを身に付けていれば良いという。誘われる女性は夢を見ていただき、寝取られた男は、泣くのみ。このストーリーに極上のモーツァルトサウンドがつく。面白くないわけがありません。傑作中の傑作。中でもフルトベングラーの指揮でのシエビのドン・ジョバンニは最高。無礼打ちしそうなニヒルな貴族が、あちらこちらの女性を甘い言葉や歌声、金品、パーティの企画やらで口説き落としていく。こんな主人公にブレーキをかけたのは、騎士長の幽霊。これまたオカルト。とても怖い最後であります。ドン・ジョバンニの断末魔が耳から離れなくなります。暮れに相応しいオペラで締めです。皆様、良いお年をお迎えください。







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