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大普賢岳遭難沙汰 Ⅳ

2013-12-25 | 日記

これからの写真は、その年の12月初めに同じ場所の検証登山に行った時の写真です。

デジカメは豪雨で故障し、携帯で撮った写真ですので画質は勘弁してください。

検証登山といっても、遭難しかけた山に入って行く時の怖さったるや!! ハンパやなかったです!!

夜中の3時に満天の星の下、単独で山深い木曽山中へ入って行くのも全然平気な自分なのに・・・・・・

それが家で万全に作図・準備したのにも関わらず、あの時の恐怖が染みついてて

登山口で何回も大声を出して気合を入れて入って行った、ってのが現状です。



これが命綱の道標で、コンロでお湯を沸かしてる所は、その時は濁流の川中。

死にもの狂いでここに戻ってきたんですが、来た道がありませんでした。

駐車場のオバさんと朝話もしてきましたし、登山届も出して来ました。

時計は14:30頃だったと思いますが、何もなかったら駐車場まであと1:30で到着の予定。

雨の中、地図に穴が開くほど見ました。地図にない川?? 山の上の方には滝が出来てます

するとよくよく見ると、元来ある川の先に国道があるのを見つけました。

でもうまく国道に出ても、駐車場まで5時間はかかる計算です。

このまま時間が過ぎれば、駐車場に残った車を見てオバさんが捜索願いを出すやろなァ・・・・

携帯は繋がるはずもなく、国道に出たら繋がる可能性も・・・

残りの食料はカロリークッキー・ウインダーインゼリー・ヘッドランプ・水、一晩は越せそうです。

その時初めて知った事で、今まで雨が降ってたら水は困らないと思ってましたが、濁流で飲めるはずもありません。((汗))

いろいろ考え、15:30までの一時間まず登山道を探して、見つからなかったら国道を目指すことに決めました。



写真の白くなってる所が川でした。



晴れた時に見たら水の流れた跡と分かりますが、初めて見た時それが川であれば、川でしょ!!!!

しかも濁流はこの倍の幅はありました。

下りに見かけた岩に座って唄を歌ってた人、カップルの計3人に発見して貰おうと大声を出し

命綱の道標を見失わない様に付近を探し回っていると、あっという間に一時間が過ぎちゃいました。

でも残念ながら必死の捜索にも関わらず、道は見つかりませんでした。

  ・・・・・・続く・・・・・・・








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