92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

酒菜家 おあじ、barbanco、DOBU6

2014-03-14 | 飲食・呑み (各地)
 昨日の雨は止んで、信州松本は朝から曇り空。日中は少し日が射すこともありましたが、午後から富山に向かうと、霙や小雪混じりの雨が降り始めました。

 昨夜は終電に駆け込みとなる時間帯まで残業することにより、先日の休日出勤の代休を辛うじて確保できたので、出稼ぎ拠点で荷物を再編成した後、ETC深夜割引の恩恵を受けつつ夜明けには信州松本の本拠地へ帰着です。そのまま昼頃まで爆睡状態でしたが、昨夏の訪問以来、また行きたいと思っていた富山へ出掛けるチャンスなので、気合いを入れて行動開始しました。

 松本から富山まで全て高速道路(長野道~上信越道~北陸道、約260km)でも行けますし、昨夏のように糸魚川まで下道を走って糸魚川から北陸道に乗るルート(約200km)もありますが、実は安房トンネルを抜けて上宝・神岡経由の下道だと約140kmほどで済みます。天候や交通量により所要時間は大きく変動しますが、今日は割と快調に移動できたので、松本を出て3時間足らずで富山に到着しました。今夜の宿にチェックインを済ませたところで、夕食がてら呑みに出掛けるとしましょう。

 今夜の先発として向かったのは、宿の近く(総曲輪)にある酒菜家「おあじ」(総曲輪店ホットペッパーグルメ)さんです。早速、以下の日本酒をいただきました。

■「勝駒」(初しぼり 生酒、清都酒造場・富山県酒造組合より

■「苗加屋(のうかや)」(特別純米、若鶴酒造

おあじ 外観 おあじ ドリンクおすすめメニュー


 一方、お料理は「海鮮ユッケ」や「紫蘇白魚」、「白海老ピルピル」からスタート。

海鮮ユッケ 紫蘇白魚 白海老ピルピル


 金曜夜の呑みとしては少し出遅れたかな、と思ったのですが、悪天候で出歩く人が少なめということでしょうか、店内は意外と穏やかな感じ。それでも後から時折お客様が来店され、二階席に案内されています。ウチは1階のカウンター席に落ち着くことが出来たのですが、たまたま隣合わせになった常連らしいお客様が喫煙者だった点は、巡り合わせが残念でした。

 お料理はその後、「珍味三種盛り」(イカ黒作り・ホタルイカ沖漬け・昆布かまぼこ)や「揚げ出し豆腐」を追加でお願いします。

珍味三種盛り 揚げ出し豆腐 おあじ 店内






 軽くお腹を満たした&酔っ払ったところで、河岸を変えることにしましょう。少し離れた場所まで移動するので、せっかくですから富山市街の魅力のひとつである路面電車に揺られることにしました。昨夏の訪問時には何種類かの車両に乗ったのですが、今回は一番レトロな車両で、これまた風情がありますよ。

市内電車 市内電車 車内






 こうして呑みの中継ぎとして向かったのは、昨夏も寄って好印象だった新富町にある「バルバンコ」(関連サイト)さん。今夜は以下のクラフトビールをいただきました。

オオヤブラッスリー「越中風雅」

コエドブルワリー「雪月花」

門司港地ビール工房「デュンケルヴァイツェン」

オオヤブラッスリー 越中風雅 COEDO 雪月花 門司港 デュンケルヴァイツェン


 一方、フードは「春野菜のサラダ」や裏メニューの「ヤングコーン」をお願いします。

春野菜のサラダ ヤングコーン


 ちなみにこの裏メニュー、本当にメニューの裏面に手書きされていたりして、こういう遊び心は何だか面白いですよ。

裏メニュー


 金曜夜なので大混雑も覚悟していたのですが、霙の降る悪天候の影響か意外と空席もあって、ちょっと拍子抜け。スタンディングでも良かったのですが、出入り口近くの壁に面したカウンターには誰もいらっしゃらなかったので、こちらに席を確保しました。それでも時間の経過と共にお客様が来店され、この席も埋まってきたので、ウチの来店タイミングがラッキーだったのかもしれません。

 そんなお客様の中で、たまたまお隣にいらした方は、香川出身で神奈川在住ですが出張で富山へ来ておられるんだとか。出張は大変な面もあるものの、こうして各地のお店に接する機会も多いそうで、それを楽しめる人にとっては魅力的な仕事のようです。

 思わぬ展開で楽しく盛り上がりましたが、最後にカウンターのショーケースから選べるピンチョス&タパスの中から「しらうおと目玉焼きのピンチョス」をいただいたところで、ウチは再び河岸を変えることにしましょう。

しらうおと目玉焼きのピンチョス バルバンコ 店内 バルバンコ 外観






 再び総曲輪エリアまで今度はぶらぶら歩き、今夜の呑みの抑えの切り札として寄ったのは、日本酒厳選店「どぶろく」(紹介記事)さん。実は今夜の呑みの冒頭にも、それらしきお店の前を偵察で通ったものの、特に看板もなくて特定しきれず、ちょっとシラフでは入店する度胸が無かったのですが、今度は酔った勢いもあって威力偵察で扉を開けてみたところ、入口横に日本酒の冷蔵庫があってホッと安心したのでした。

DOBU6 外観 DOBU6 ショップカード DOBU6 入口横の冷蔵庫


 早速、いただいた日本酒は以下の通りです。

■「羽根屋」(純米 中汲み、富美菊酒造

■「太刀山」(純米 無濾過生酒、吉江酒造・富山県酒造協同組合より

■「千代鶴」(純米、千代鶴酒造)※最初は冷や、それを途中で燗に

羽根屋 太刀山 千代鶴


 一方、おつまみには「ボタンエビの昆布〆」や「ホタルイカ沖漬け」、「冷やしトマト」をお願いしました。

ボタンエビの昆布〆 ホタルイカ沖漬け 冷やしトマト


 やや隠れ家的な存在なのか、店内は混み合っている程ではないものの、常にお客様がいて、リラックスした雰囲気。そんなカウンターには非常にレトロなラジオが置いてあります。周波数表示が「KC」(キロサイクル)や「MC」(メガサイクル)なんて、ウチも「歴史」で知っているだけですよ。でも、ちゃんと動作するんだそうで、店主さんがスイッチを入れて下さったところ、これがまた音が良い(低音がしっかり&しっとり響く)んですよね~

レトロなラジオ


 その後、お酒はおすすめに沿って以下をいただきました。

■「若鶴 秘蔵古酒 1991年」(本醸造、若鶴酒造/リカーショップよしだ

 また、〆には「そうめん」をお願いします。

若鶴 秘蔵古酒 若鶴 秘蔵古酒 裏ラベル そうめん


 こうしてすっかり酔っ払ったところで、そろそろ眠気も出てきたみたいですから、霙も止んで雲間から月も顔を出す中、今夜の宿へ引き揚げることにしたようです。


前回訪問記録:
barbanco、舞膳、岡万、VINI Racconto、日の出(2013-07-06)

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