１１月７日

スーパーの特売日に行くと、国産サーロインステーキが５００円程で買えます。思わず「やったー！」と勇んで買い込み食べてみました。
牛肉の味には違いありませんでした。でも、おいしさが違う。

それ以来売り場に並んでいても買いません。これが、牛脂注入の成型肉だったのでしょうか？実に上手く作られているんですねー。
レストランで何千円もする肉が、安いにはそれなりの理由があるはずです。一般消費者は、価格に反応し表示の言葉につられて“良し”と判断します。

各地で明らかにされている食品の偽装問題は、消費者側の無知とブランド指向が利用されたようですねー。
「知らされる権利がある」、「知る権利がある」とされる消費者ですが、表示に嘘があってはどうにもなりません。消費者庁には、業者への厳しい罰則をお願いしたいです。

生産者あるいは食品提供者側は、利益追求ばかりではなく“誇り”をもった仕事をして欲しいものです。
消費者も、「低脂肪乳」と「低脂肪牛乳」の表示の間違いくらいは、単に「牛」の文字を忘れたのではなく、「乳飲料と牛乳」の違いだという知識は持って指摘する勇気を出したいものです。

１１月６日

今朝の朝日新聞、「天声人語」の文が心に残りました。
昨夜のＴＶニュースでも、自民党議員から司法の判断が間違っているという強い口調のコメントを聞きました。

婚外子の相続に関する不利益問題は、仕事についていた頃から関心を持っていましたが、今だ自民党の一部議員達に理解されていないようです。
司法の判断は、間違いどころか遅すぎた位ではないですか？

現法は１００年前のものです。その頃の日本社会と現代社会が、どれだけ違ってきているか、誰が考えても分かることですが・・・。
現状を的確に認識しえない人達こそ、国の政を仕切る資格はないのではないかと思います。
天声人語の文中に、「庶子や私生児が生まれて悪ければ、何故その親を罰しないか。云々」と。これは、森田草平の昭和初めの朝日新聞への寄稿だとか。昭和初めです。
一夫一婦制の維持に、何も知らずに生まれた婚外子を犠牲にすることこそ、法の下の平等を欠く憲法違反であることは明らかではないでしょうか。

１１月５日

近畿地方では昨日、木枯らし１号が吹いたようですねー。
この地も、今朝は寒くなるとの予報に身構えていました。が、案外しのぎやすい気温で澄んだ青空の日になりました。
街路樹の紅葉も、まだ目を奪われるような光景にはなっていません。

街ゆく人達の服装もＴシャツだけの軽装の人もいますが、さすがにセーター姿の人が多くなってきているようです。
朝から迷いましたが、薄手のカシミヤのセーターを出してきました。素肌に着ても心地よく、綿よりも毛素材の方が温もりが違いますから。

そろそろ本格的に、冬支度に入りましょうか？

１１月４日

なんとなく予想通りの“楽天勝利”で今年の締めになりました。
まさしく、力ある２校がぶつかり合う高校野球の決勝戦のようでした。

プロではあり得ないエース投手の連投も地元を熱狂させ、その力で選手達が更に団結する構図は、日本人の知っている野球の原点です。
しかも、プロ経験の少ない若い選手達が、老練なプロ集団に立ち向かい勝利するのですから、これぞヒーロー物語りになるでしょう。

前半から最後の９回まで“楽天ショウ”でしたねー。
これほど盛り上がった日本シリーズは、久しくなかったのではないでしょうか？巨人ファンなのですが、満足です。楽しい時を過ごさせてもらいました。

とはいえ、巨人には連勝する力の無さを、しかと認識させられた気がしますね。
巨人の選手達は、「最後は自分たちが勝てる」と盲信していたように思えます。自己認識が甘く、心・技・体の技術不足を再認識し、来期の“強い巨人”に期待したいと思います。

１１月３日

何事も勝ち続けられるものではないのですから、いつかはゼロに戻って新しいスタートになります。
巨人の選手達は、静かに考えた球の捉え方をしていたように思われました。プロなんですから、やみくもにバットを振るわけではないでしょう。

昨夜の試合は、田中投手の若さが良くも悪くも出た感じがしましたねー。緊張を強いられる試合の最後の１６０球目に、５２Ｋｍの速球を投げる気力と技術は、やはり凄い投手に成長している証拠でしょう。

今夜の試合がまた楽しみです。
「窮鼠猫を噛む」と言いますから、分かりませんよー。

１１月２日

う～ん、今日の予想は巨人勝利ですが・・・。
ただし、彼らが如何に戦略的な戦い方をするかにかかっているでしょう。“魂を込めて”との精神論だけでは勝てません。

今日は、楽天田中投手の真価も問われるでしょうねー、島捕手の知恵の見せ所でもあるでしょう。楽しみな試合です。後世に語り継がれる一戦になって欲しいものです。

こんな試合でプレーしたり指揮出来る人達は、仕事冥利につきるでしょうねー。もっとも、ここまで事を運んできたわけですから、良い仕事をしてきた結果でもあるでしょうが。

１１月１日

レッドソックスの上原選手と田沢選手、たいしたものです。
特に、上原選手は最後に自分の手で相手を切って取るという、まさに侍冥利につきるでしょう。
その結果を得る為には、人知れずのたゆまぬ努力と信念があったのでしょう。それが凄いのです。

日本では、とうとう楽天が王手まできましたねー。昨日の一戦は、安易には予想ができませんでした。でも、当方何を隠そう巨人ファンだったはずですが、気が付くと則本投手に声援をおくっていたではないですか。
巨人は同点に追いついても、勝てる気がしませんでしたねー。案の定、楽天の逆転勝利で昨夜は終わりました。

巨人の選手達、どうも元気というか覇気が感じられません。楽天の執念に飲み込まれているようです。巨人は、勝つと東北全体を敵に回すような恐れにおののいている雰囲気です。
勝負の世界ですから、全身全霊で取っ組み合わなくては・・・野球の神様、川上哲治氏はどんな気持ちで、高いところから見守っておられるでしょうか？