11月6日

2013-11-06 | Weblog
今朝の朝日新聞、「天声人語」の文が心に残りました。
昨夜のTVニュースでも、自民党議員から司法の判断が間違っているという強い口調のコメントを聞きました。

婚外子の相続に関する不利益問題は、仕事についていた頃から関心を持っていましたが、今だ自民党の一部議員達に理解されていないようです。
司法の判断は、間違いどころか遅すぎた位ではないですか?

現法は100年前のものです。その頃の日本社会と現代社会が、どれだけ違ってきているか、誰が考えても分かることですが・・・。
現状を的確に認識しえない人達こそ、国の政を仕切る資格はないのではないかと思います。
天声人語の文中に、「庶子や私生児が生まれて悪ければ、何故その親を罰しないか。云々」と。これは、森田草平の昭和初めの朝日新聞への寄稿だとか。昭和初めです。
一夫一婦制の維持に、何も知らずに生まれた婚外子を犠牲にすることこそ、法の下の平等を欠く憲法違反であることは明らかではないでしょうか。