2月13日

2011-02-13 | Weblog
先日の朝日新聞朝刊でしたか、1面ぶち抜きの広告が載っていました。文藝春秋のこれほどの広告は、あまり見たことがないように思いますが・・・・・

それでなくても、3月号は2つもの芥川賞作品が載るので購入しようと考えていました。いつもより、ちょっとワクワクしながら購入し、さっそく2作品とも読んでみました。

朝吹さんの作品は、題名から主人公の名前に始まって、すっかり計算された構成で、まさしく小説は作られるものなんだと思いました。“時”の前後に少々つっかえるものを感じましたが、作者の年齢時の心情は理解できるようにも思いました。
西村さんの作品は、読みやすかったのですが、何かよどんだような気持ちが残りました。
選者の評も読んでみました。人によって様々な感じ方があるんだナーと思いつつ、村上龍氏の評が一番しっくりきました。