あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

『夢があるから』 テアトルシェルネ

2008年06月14日 | 観劇日記
6/14 『夢があるから』
尾道市民劇場6月例会作品
市民劇場の会員継続を止めようかなぁ~?と思いつつもう1年が経過している。
最近の例会に登場する作品に感動が沸かないのでこの辺が限界かなと思いながら、以前に私が一人会員だったので座席が割り当てられないと言われ、「それでは止めます」と言った所、三原からお母さんと息子さんの親子で会員になられているグループへ入るよう指示された。そういう手段があるなら早く言ってくれればいいのに、会の役員さんは意地が悪いねぇ~!
そのお二人と次第に懇意になっていったのが会員を止められない気分にさせている。都合が悪くて他会場で観劇した次の会では、お加減でも悪かったのかと心配でした、と仰る。私が止めたらこのお二人は席が割り当てられるのだろうか? 今はチョット複雑な気分・・・!

で今月の例会は
スイセイミュージカル『夢があるから』
演出・原案・脚色=西田直木
キャスト
中川久美=福島桂子
進藤健=吉田要士
桜井まゆみ=中村香織
星野晃=吉田潔
大海原朱里江=相原奈保子

演奏―スイセイ・ミュージカル・オーケストラ

出演者は知った人は誰もいない。こんな事はめずらしくて最初はあまり気乗りはしなかったがミュージカルということで出かけていった。
物語の主人公中川久美は実在の人物で彼女のサクセスストーリーと言うべき作品、ニューヨーク生まれの久美は父から貰ったミュージカルの舞台のチケット、それに魅せられて父の反対を押し切ってダンサーとなりブロードウェイの舞台に立つまでになるが、そこで色んな嫌がらせに遭いニューヨークに居られなくなり日本へ活躍の場を求める。日本でも振付師としての名声が上がるようになったとき、大女優の大海原朱里江の執拗なまでの嫌がらせを受け折角の仕事まで失いそうになるが、ニューヨークに居た頃散々嫌がらせを受けたにもかかわらず、汚名の身代わりになった事を今では感謝するブロードウエィの女優スザンヌに助けられ、新たな道へ進んでいく。
夢があるから・・・、諦めなければきっと夢は叶う、そんなお話でした。
主演の中川久美さんを演じたのは福島桂子さん、最初舞台に登場した時は年齢が十代の設定だが、全然見えなかった(笑)ソバージュの髪を両脇に括っているのもとても老けて見えさせた。ダンスはお上手ではあったが大いに違和感あり!メーキャップをもう少し工夫すべきだろう。他に若くてダンスの上手な人も居たのになぁ~舞台を日本へ移してからは年齢にふさわしく見えてきたが・・・。
そんな中で今日一番の収穫は日本でも成功した久美に嫌がらせをする女優大海原朱里江絵を演じる相原奈保子さんの存在だった!大柄でド派手なメイク、 そしてペットの小型のダックスフントのお散歩! 真っ赤なドレスを纏い針金の綱で小刻みに手を震わせながら犬を操るのが操る仕草がとってもお上手で、「オオウナバラジュリエ」が舞台に登場すると、客席がワット湧く(笑)腰をかがめメガネを掛けた小柄なマネージャー役の方と共にこの作品の中で一番光っていたように思う(^^)終焉後会員さんたちの評判も大変良かったようだ。
終演後お見送りと称して役者さんが入り口に並びご挨拶、パンフレットを買った人だけにサインと握手のオマケ付き(^^ゞ パンフは買う予定は無かったのに、ジュリエさんが居たので、パンフを買ってサインをしてもらい握手をして帰ったよ、ハハハ・・・。登場人物も多いし・・・、高かったのかなぁ~? ついいらぬ事を考えてしまった(笑)
楽しい舞台だったと思う。

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